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清志郎の歌は、BGMにして本でも読むかな、というわけにいきません。デヴューした高校時代から一貫して変わらず、巧みで強烈な歌詞と職人芸の歌声が、ながら聴きを許さないのです。時代が下ると荒削りだったサウンドもバチバチ決まって、歌詞にしてしまう題材の広がりも広大に。そのくせ小学生にもウケる言葉の直撃で、きっと僕のことを歌っているんだ、と万人に誤解させて、共感させたり怒らせたりする。
ネットで音楽を、というのはまだできません。アルバム発売をラジオで知って、レコード屋に行って買って帰って聴く、というのでやってきたので、その都度に関連した時間軸というものがあります。これが同時代で1980年から2009年まで聴いてきたもんの年輪かもしれないです。
家族と離れると、独り時代のものが水面下から浮上するのか。捨てなくてよかった。
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