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痺れてたまらないのになぜ昔の人は平気だったのかという謎は解けました。昔だって辛かったから正座していなかったのだ。古い絵図や写真から考証するところが面白かったです。確かに江戸時代の女の着物の絵は下半身がゆったりしています。正座せず、立ち膝やあぐらだったのでしょう。
最後に正座の良いところ、悪いところを医師として述べ、ストレッチとしての効能も述べています。私は腰を悪くしてからは正座が楽なのですが、足はしびれるので困っていました。
足の痺れない方法は202〜203p
足の甲をべったりと床につけず、足首を上手に床から浮かせて足背動脈の圧迫を避ける。足の親指同士を少し重ねて座り、かかとを開いて、お尻を直接かかとに載せないように外側に足を倒してその上に座る。重ねた親指は時々入れ替える。足に体の重心をかけず少し前に重心をかけ、正座している間中、微妙に前後左右に重心を移動する。時々両足のつま先を立てる。
P170に坐禅で使う曹洞宗道元の厚い椅子並みの座布団も参考になりました。十五センチもある高くて硬い座布団だと、両足が下がって、あぐらをかいても腰が楽で、ゆっくり瞑想できる体勢です。
畳の普及と正座の普及も明治、肩こりの普及も明治、茶の湯が一般庶民、特に女性に広がるのも明治。利休の茶の湯は戦国武将が心を読みあう密室のもてなし。女の出番もなく、正座もなく、利休はあぐらをかいて居た。どれも考えればわかることだけど、正座が古来からの日本人らしさだというイメージは近隣東洋国との差別化、西欧人との違いを図りたかった明治政府の日本イメージ政策だったのでした。
正座は江戸後期に武士の間で始まったもので、女性も平民も、日本人の9割以上は明治になるまで正座をしなかったというのも。同時代の人が皆居なくなると、常識ってわからなくなるものだ。
正座はすでに日本文化となっているのは間違いないが、その出自に関する誤解は、解いておきたい。日本近代化の産物の一つなのだと。
yoneちゃん、こんばんは、
そのむかし、秀吉の時代は、ひどかったみたいですね、まるで百姓の集まりだって言うくらい、行儀が悪かったみたいですね
どっちがいいんでしょうね〜、どうでもいいんですけど
どうでもついでに、豊橋も市長選やってましたが、あんな選挙、する必要、あるんでしょうか?ちょっと下品すぎるなんて思いました。
「ひどい」というのは、今の常識から見た行儀の悪さということであって、常識は時代で変わるのだということを知りますね。この本によれば徳川時代に武士が戦をする必要がなくなったので、足が痺れて即応戦できない正座のような座り方が、幕末に流行りだしたのだそうですよ。
「市長選が下品」の意味がわかりませんが、選挙の必要がないという考えには同意できないな。本当に両候補の話を聞いて、投票に行きましたか??我々は消費経済社会のお客さんという立場に慣れすぎて、選挙をお客さん気分でやっていませんか??賢い消費者として商品を選ぶ行動と、選挙の投票とは根本的に違うものだと思います。生意気書いてすみません。
コメントのやり取りを読んで、どうして「正座」が「選挙」に繋がるのかと戸惑ってしまいました。たまに候補者が土下座したりしてますが、あれは確かにちょっと見苦しい。
選挙に関して私はyoneyamaさんの考えに、少し引っかかるものがありました。選挙をする我々こそが「消費経済社会の客」で、賢いも馬鹿もありません。
投票に行って初めて意見を言える権利が与えられるのです。どのような形の選挙であっても、投票こそがすべてだと思います。生意気書いてすみません。
正座。
おはようございます,yoneちゃん、やっぱり、熱いですね〜
私、地元にいて、あくまでも個人的意見ですよ。政治家って立つとき、普通1年も2年も地道な活動して、名前を覚えてもらい、政策をしっかり述べ、それからって、思っているんですよ。正直、今回落選された方、は、そんなに、活動していたって話聞きませんし、(全然知らなかったっていうのが、正直です)当選された方が、すごくいいとも思いませんが、議会政治である以上、いなきゃまずい側面も当然あるんですが・・・
これは市民の問題でもありますが、清き1票がたったの30%切り、いかに無関心なのか、魅力がないのか、”どうせ変わらない”って思う空気があるんではないかと
ちなみに、私清き1票、投票箱へ投げ入れましたよ
馬鹿言ってすいません
話題がずれていたのに繋げてしまってすみません。ずれた話題も説明不足でしたが、僕の話も説明不足でした。消費経済社会の客とは何かが曖昧では論点になりませんね。「消費経済社会の賢い客」とは、候補者を品物のように見て、くだらない選挙だから投票に行かない、と選択することを指しました。選挙は買い物とは違うということを言いたかったのです。賢いか馬鹿かの話ではありません。投票こそがすべてだというところはその通りと思います。
イトーさんのいう下品の意味がようやくわかりました。あまり謎かけのような中途半端なコメントは返答に困りますね。ある候補者が下品かどうかという話となるとこういうところではおつきあいできませんね。
お茶を少し習っていましたが、やはり長時間正座をして背筋を伸ばしていないといけないし、
視線もあるので苦痛でもありました。
しびれて立てない時もありました。
古くはあぐらや韓国の様に片膝立てる座り方が主流だとは知りませんでした。
我が家は掘りごたつで、夏もそのままなので、
子供の頃からほぼ腰かけでした。
成長期の子供の脚にとって正座はよくないかもしれないですね。
著者は、お茶をやる人が正座に縛られすぎで、膝を痛めた人が体を痛めてまでやらなくてもあぐらでいいじゃないかと書いています。でも長時間できる人はやっぱり羨ましいね。結構コツがあるというので、密かに稽古しています。
正座をできるようにするには成長期の12〜3歳の頃までにやっておかないと厳しいと書いてありました。だからむしろ成長期までにやっておけってことみたいですよ。
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