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狭く、柔らかく、硬い、隙間のないトンネルの中に閉じ込められて、顔も体も圧迫されている。息苦しいかといえばそれほどでもない、心配かといえばそれほどでもない。身動きできない。小さい頃から度々のことなので、いつからか、その記憶のよみがえりが始まると、お、来た来た、と楽しみにするようになった記憶。視覚ではなく体感の記憶です。先ほども明け方、目覚めてすぐ、ありました。
ずっと意味がわかりませんでしたが、あれは母の産道を通る時の誕生の記憶ではないかと、最近になってようやく気がつきました。多分、間違い無いと思います。
富士山や乾徳山など、修験道者が通った山には胎内くぐりと言って、ちょっとしたトンネルになっている岩穴を通り抜け、一度死んで生まれ変わる行(ぎょう)としたようです。その話を知った時は、妙なことを考えるものだと、ひとごとでした。生まれ出る時の記憶を持つ人は、昔から他にもいたのかもしれません。
明け方の目覚めどきというのは、すごいアイディアが浮かぶことも多くて、貴重な時間です。目覚まし時計なんかで起こされないように早寝することにしています。
「胎内にいた頃や生まれた時の記憶を持っている人がいる」というのは、本だったかTVだったかで聞いた事があります。だから、yoneyamaさんのもそうなのでしょう。
私の一番古い記憶は、(赤ん坊の頃に母に抱かれ、)周りから小さい女の子3人に、顔を覗き込まれているというものです。この記憶(映像)の意味を悟ったのは、小学生の頃でした。
記憶といっても視覚がないので映像化はできないのですが、繰り返しあらわれるので多分そういうことだろうと思っています。
女の子3人。数がリアルですね。動かぬ証拠となりそうですね。勘定できたわけじゃないから、映像で残っているのを後から数えられたということでしょう。
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