先日、自作で遠隔操作お魚ロボットを作っている人を訪ねたら、知らないことばかりでした。リモコンでヒレを動かしモーター30個内蔵の魚が泳ぎ回るお魚ロボットを作った人です。魚を見たことのない重病の子供達にマンボウやサメやサンショウウオを見せるために作ったそうです。
彼が今取り組んでいるのが、空飛んで水上を航行するドローン型車椅子でした。資金もスポンサーもないのに、一生懸命取り組んでいました。
そこで初めて知ったのが、操縦者の脳波を電気的に検知して、それをコンピューターで司令にかえ、実際にドローンなど物を飛ばす技術でした。
何も知らない僕から見れば、もう超能力者です。右へ行け、と念ずれば右へ。
驚きました。脳波検知端末も、漫画みたいに脳に電極刺すのではなく、肘のあたりのバンドです。もちろんまだ、動きは不安定でしたが、そんなパーツそのものはネットで手に入るのだそうです。AI(人工知能)の自動運転自動車くらいで驚いていてはいけない。でも先端技術、世間やマスコミさえ知らないことばかりなんだと、あらためて知りました。僕は極めて世間知らずでなので知らなくて当たり前ですが。
タイトルだけ見たら、私も超能力かと思いました。
そのうちほんとにヒトを操れる様になるかもしれないですね。
アフリカのシャーマンは呪術で太鼓をたたきながら
だんだんと叩く速度を落としていき、
相手の心臓の鼓動に合わせながら心臓の動きをコントロールして、
そして叩くのをやめ、相手の心臓を止める、なんて何かの本で読んだ事があります。
この前のチーズさんの書評にあった本で書いてあったそうですが、意思を脳波という実体として数値化できると、そのまま電気的信号として、モーターが動かせる翻訳になるわけですね。意思は電気として表現できるようになっているんです。驚いたことに。
太鼓と心臓のシンクロには、現象としてはあるのかもしれませんがもう一段階納得のいる説明が要りますね。途中飛んでいる気がします。
例の人工知能以上ですか・・・
科学って、いいことに使うと最高なんですが、人間とは”金”で動く習性があるみたいですね・・・政治、社会、企業、そして自分・・・
人工知能とは違って、ただ脳波の電気信号をそれなりにそのまま伝えるだけなのですが、意思が体表上をある種の信号で伝わり、それを電気信号で変換できたということを知らなかったのです。
お金で動くのは、最後の手段で、一番最後の芸のいらないところですね。お金にならない段階を探求することは誰にも自由にできることだと思います。
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