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大学山岳部衰退と言われた90年代に滅びた山岳部が全国的に多い中、わしとこの山岳部は連綿と頼もしく続いています。ひとえに北海道というアトラクティヴな縄張りが全国の山好きな若者を吸引してくれるおかげです。
今年も彼らは卒業間近に日高山脈東西横断という、質量共に結構な山行を連発していました(ヤマレコ参照)。20代前半登山家として充実の青春を過ごした卒業生たちでした。これから就職するなり大学院に行くなりで、お別れの春です。
みな一様に、山岳部で最後までやりきって本当に良かった、他の学生時代は今となっては考えられないと話していました。4年前に新入生のときインタビューした時は、なんとなく入部した、北海道の山に憧れてきた、冬山が楽しみ、といった話だったのを覚えています。この年頃は、4年もあれば見違えるほど成長するものです。
これから先、どんな進路になっても、20代でとことんやった山登りが今後の人生の原点になると思います。私自身の卒業の3月を思い出しても、北海道の山をやりきったという満足感に満たされていました。
また、10年後、20年後に渡ってきっと彼らとまた山の話ができるだろう。同じ山で同じ年頃に格闘し、山に対する同じ価値観を世代を通じ死ぬまで共有するこの共同体は尊いと心底思います。
yoneyamaさん、こんばんわ。
会報編集お疲れ様でした。
学生時代に山で培った経験が
社会人になっても生きてくることでしょう。
将来ある若人に幸あれ。
若者は何になるかわからないところが最大の魅力ですね。利害もなく、ただの山仲間ですしね。
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