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4月号では梶山氏、松原氏のそれぞれ雪と沢からの百名山を紹介しています。どうしても雪が積もらない山、どうしても沢がイマイチな山があるので、現実的にはこの合わせ技だろうな、と思っています。
なぜ「雪か沢」かといえば、山登りの魅力の本質は、孤独と自由だと思うから。
槍ヶ岳の登路が、今と違って沢を延々歩いていたという記事など、面白い。槍ヶ岳の頁なんて、高校生以来読んでなかったけど、今になって発見があります。
山バッジ作っているおじさんの話もとてもおもしろかったです。
https://aach.ees.hokudai.ac.jp/xc/modules/AACHBlog/details.php?bid=755
ヨネさん、こんにちは。
百名山はことしの正月に読み直してみました。山の形は変わっていないのに、あの頃と登り方とか装備はずいぶん変わってきています。スノーシューなどという洒落たものもなく、縄カンジキで雪山を歩いていました。
一番変わったのは、今西錦司が予見したとおり、「ねこも杓子も百名山」で技量や体力以前に憧れだけの登山者が増えたことです。(大多数はそうではないと思いたい。)
「岳人」今月号の松原氏の実績や経験には素晴らしいものがありますが、素人がおいそれと真似できるものではありません。でも彼に時間を区切らず、あのまま喋らせていたら、一晩でも二晩でも続けていたのではないでしょうか。嬉しそうな表情から、山を愛する思いが迸ってくるようでした。
>>技量や体力以前に憧れだけの登山者が増えた
憧れは重要であって、悪くないと思います。装備も高額になって少しばかり軽量になっただけで、たいして便利にもなっていないと思いますよ。技量も体力もなく憧ればかりの人は昔もたくさんいたと思います。
昔と変わったのは「老人登山愛好家の数が増えた」という一点ではないでしょうか。老人は致命的に体力が無いので、若ければ無理やり下山できたのに、できないのです。若いことばかりに価値を見出し、自らの老化を受け入れられない現代日本の病と思います。僕は年取ったら若いカッコなんかせずに和服で過ごしたいと思っています。
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