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2000年以降経営企業になってしまった大学は、即、金にならないことには無関心で、朽ちるがままにされていましたが、煩雑な手続き、困難な募金をこなし、なんとかやり遂げました。
1920年代に、北海道の山で誕生した、山スキーを使ったロングトレイル山行の山スキー文化というのがありまして、札幌近郊の雪山をつなぐ、何軒もの「山小屋の鎖」があります。本州の山小屋と違って、小屋は無人、雪を落として入り、薪ストーブを付け、くつろぎ、出掛けに掃除して皆で大切に使い、何日も山スキーで縦走するという文化です。道標などはなく地図を読んで行きます。今みたいに週末に快適な斜面だけ滑って終わるんでなく、ラッセルあり吹雪の山越えあり藪滑りあり、渡渉ありの、探検情緒プンプンの山行です。
空沼小屋はそんな冬季北海道スキー山行を支える重要な小屋の一軒でした。
来週の週末から、利用できるとのこと。北海道を登る人に是非末永く愛し続けてもらいたいです。また50年後も修復修理できるように。
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170702/4647351.html
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