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席は左側窓側、いいトシして窓にべったり顔。離陸すると常念が真横、後ろから槍が穂高が隆起してきて餓鬼、黒部源流、剱鹿島槍五竜白馬と斜めに上昇したあたりで右旋回して妙高山が顔こすりつけるとスレスレ真下に見えて信濃川沿いに日本海へゴーアウト。雲のじゅうたんに乗ってあとは青空の中。イヤフォンでは偶然なんだけどローリング・ストーンズの「Flight505」なんかがかかって。
あっという間の松本札幌。あっけない。あんなに遠くに行ったと思っていたのに。33年前は。
札幌の町並みも変わった変わった。変わってないところを探しては、ほっとする始末。北大の中も変わって小奇麗になった。斑糲岩や片麻岩などの石ころで雑然としていたわが地質学教室のあった理学部棟はまるごと、おしゃれな博物館になっていて、巨大古生物の化石やきれいな鉱石の展示場になってしまっていた。カフェまでできていて、まるでプラハかどこかで入ったおしゃれな小さな美術館みたいになっていて驚いた。
山学生90人にイグルー講演。その後の飲み会で、僕の卒論の継承者の若き学生と話した。あんな昔の、山の中の地質調査が、何かの探求の足しになって居ると知って、また驚いた。
北アルプス水平おとなり高度、っていうのが新鮮です。乗るまでに、松本盆地周辺の低山からアルプスまで、隅々歩いていると、見下ろす山並みの見えっぷりが違うんです。天気良くてよかったです。
何十年かぶりに戻って来た故郷の山々を見下ろしながら
青春時代の街へのフライト、格別な思いですね。
私は松本空港はおろか飛行機ももう何年も乗っていないですが、
山々に雪のある、天気のいい日にいつか松本空港から飛び立ちたいです。
でも、耳が悪いので飛行機乗れるのか心配(・・?
そうなんです。その通りの感慨です。天気いい日の飛行機って、窓に顔べったりでないと収まらないんですが、ほとんどの乗客は外見てないのは何故?たとえ雲と青空だけになっちゃっても、雲見ているだけで儲かった気分なんだけどねえ。
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