全国各地の百名山はじめ一覧を、いろんな人が作ってくれていて面白いです。
日本百名山ばかりに集中しなくても、ご当地で十分。僕も転勤であちこち住んだので結果として70も登って居りますが、もう故郷に落ち着きたいから、もっと狭い百面山を考案しても良いです。たとえば安曇筑摩郡百名山(犀川流域)とか。ある程度大きな川の分水嶺は、郡堺にぴたり符合します。やっぱり水の境が国の境です。信州は水界が犀川千曲川木曽川天竜川姫川と多々デカすぎます。
遠くの街まで車で行って、駐車スペースに苦悶して車道終点ぎりぎりから登って、また帰り延々運転というのでなく、なるべく麓の駅やバス停から登りたいです。
山の袴の端の部分から登らないと、どこの山も変わらないじゃん、ということになるし、車で行けるところまで行ったら頂上に着いてしまう山さえあります。そんな山だって、袴の先から登れば、本当はちゃんといい山なのです。車で遠くの山に行く時間をかけるなら、山麓を歩くところに時間をかけたい。
でもやっぱり励みとして遠くの名山に行きたい時期があるのはわかります。若いときはヒマラヤだってゴビ砂漠だって行きたかった。
年末にあたり、今年の振り返りをついでながらすると、今年は、ご当地信州百名山の長年懸念の未踏だった鷲羽、水晶、餓鬼岳のビッグスリーを、厳冬期や直登沢など尋常ならざる作戦で登ることができました。
それに40年ぶりにすべての始まりだった燕岳に、中学生たちと登ることもできました。ガツガツともせず、54歳にしては珠玉の山行ができたのではないかな、なんて思っています。盟友に感謝。
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