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日清戦争で1895年日本領になった台湾の山岳地帯には、平地の福建系漢族ではないマライポリネシア語族系の先住民が住んでいました。清朝時代(18世紀)に移民して来た福建人にも支配できなかった強い人達でしたが日本時代の50年間で鎮められ、最後の抗日テロが1930年の霧社事件、そのいきさつの映画です。2011年に日本で上映されましたが住んでいた町では見られませんでした。一ヶ月限定だそうなので、お正月休みに見ようと思います。本当はスクリーンで見たいんですけどねえ。
私も以前台湾の山を登ろうと、山奥の山村を訪ねたことがあります。日本の山のスケールを越えた、すごい山岳なのです。
以下案内。
無料映画を配信しているGYAO! で「セデック・バレ」の第一部と第二部を見られます。
期間は2018年12月15日 00:00〜2019年1月16日 23:59
セデック・バレ 第一部:太陽旗(R15+)
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00339/v08689/v0853400000000529366/?auto=1&rep=2
セデック・バレ 第二部:虹の橋(R15+)
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00339/v08689/v0853400000000529846/?auto=1&rep=2
津島佑子の小説「あまりに野蛮な」で霧社事件を知り関心を持っていたところ本作が上映され見に行きました。素晴らしい映画でした。DVDも発売され会社の映画鑑賞クラブの予算で購入しましたが、私以外だれも未だに借りていません。(笑)
「抗日霧社事件の歴史―日本人の大量殺害はなぜ、おこったか」と「 台湾秘話 霧社の反乱・民衆側の証言」も読みましたが、映画が虚構ではないことを理解しました。
一度は台湾に行ってみたいですね。
小説、ルポ、両サイドから霧社事件をご存知ですね。台湾の山岳民族は、あの山脈あっての存在で、20世紀になってもまだまだ近代国軍に鎮められない存在だったのがすごい。南北米大陸、アジア極東の平地の先住民は19世紀のうちにほとんど鎮圧されてしまったから、ここは最後だったのかもしれないな、と思いました。
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