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いつも前を自転車で通るけど地元なだけに泊まったことのない築140年木造3階建てのまるも旅館に宿を取り、ウチから運賃200圓の路線バスに乗って旅行気分を盛り上げて、ナワテをほっつき歩いてウクライナの服屋に入ったり陶器屋に入ったり柚木沙弥郎デザインの民芸家具屋で目を肥やしたり。晩はシチリア料理店が予約で満員だったのでポルトガル料理店に。その後古本カフェでビール飲んで松本城主の墓や土塁と稲荷、天白神社の起源に付いて詳しいお隣さんと延々話したり。その間、高校生の娘は古本カフェなだけに好きな本を棚から出して読みふけったりと。
宿は畳敷きの座敷、尾崎喜八直筆の美ヶ原の詩の額装あり。これは文人墨客が逗留して、「宿のお代はこれで。サラサラ」というあれかも。ばあさまによれば乃木将軍が若い士官時代に泊まったというお部屋でした。当時は江戸から徒歩か馬で来たってことでしょうか。幅の狭い廊下や階段、小さいのに風情ある中庭がチャーミングです。小人の家みたいで。ひとり6000圓。朝ごはんはおかわり三杯飯のあと、10時までお布団で二度寝。街に出て娘の洋服を買うのに付いて歩く。
「松本ってすてき。こんなにおもしろい街だと知らなかった」だって。
引っ越してきてからこれまで2年間は学校とバレエ道場の往復ばっかりだったから街歩きは初めてのようなものだった。川のほとりをほっつき歩き、路地裏をほっつき歩き、おもしろそうなお店をほっつき歩く楽しみを伝授。ナワテで何人か知り合いと挨拶かわす。
その夜そのまま遠来の友人と二人送別会、三件ハシゴのあと客はそのままウチに泊まり、自慢の豪華朝食を出してその後雨やまず昼までまったり二度寝。30歳のその友人は、
「家族っていいですねえ、ボクも早く持ちたいです」とのこと。
その昼は別件の旧友二人との送別会で「実家カフェ」で下駄履き遅刻駆けつけ。夕まで楽しくあれこれ話して、雨上がり下駄履きで帰宅、またおいしい夏野菜の晩ごはん。
送別会連発です。みんなありがとう。来週から単身赴任です。
yoneyamaさん、まるもというと喫茶店もよく知られていますね。
松本民芸家具の椅子に座って頂く珈琲は格別でしょう。
お宿の方はちょっと敷居が高そうでしたが、意外とお手頃なんですね。
古い伝統が息づく松本の街、
娘さんにも故郷の良さが伝わって行ったことでしょう。
yoneyamaさんなら引越しも単身赴任も慣れた物、
ご家族の方も何も心配いらないですね、きっと!
敷居かなり低いです。小人の家みたいに小さくて素敵です。婆様に根掘り葉掘り聞いてください。トークあっての旅情ですよ。
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