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重いザックを背負うには、やり方がある。ザックの負いベルトの付け根を両手で持ち、シコ踏みのように突き出した右膝の上に引きずり上げて立てて乗せ、左右に倒れない間合いを見て右肩を負いベルトの中に入れ、正に背負い投げの様に重さの重心を自分の体軸の真上に合わせこむ。すると荷物は軽くなり、どうってことは無くなる。左のベルトはザックを下ろす時既に大きく伸ばしておいてから腕を抜いているので、左肩は入れやすい。入れた後ベルトの長さを右と同じに締める。やはり力仕事の力抜きは、相撲や柔道と同じような身体の使い方になる。
背負った30キロで、斜面を登り、降り、藪も漕ぐ、川の徒渉もある、ラッセルし、クサレ雪のスキー滑降もする。身体中の筋肉が必要だ。脚はもちろん、腹筋や背筋、首筋、肩まわりもめりめり言っている。関節の可動域も要る。気持ち良い。若い頃から身体を作って来たのと、良い身体に恵まれた運もある。
5年ほど前に腰が痛くなり、もうダメかと思った事もあったが、ストレッチなどのメンテ不足だったようだ。今57になろうとしているが、特に不具合は無い。
しかしこんな山登りをいつおしまいにしても良いとも思っている。これまで数多くの独自で痛快な山行をして来たし、興味深いことは他にもいくらでもあるから。
とは言え、深山独自ルートの案は、地形図を見ていると尽きない。しかしこれも、付き合う仲間があってのことだ。同じ志向の、休みの都合の付く、しかも良い家族のいる仲間こそ、生涯自分の山行を続けられる鍵ではないかと思う。
でも、たった一人でそれを続けられる人も知っている。
ヨネさん
潔さって大事よね
どれだけ成仏出来ているかなので、まあ人それぞれと思います。
潔くないのもいいですねえ。
yoneyamaさん こんにちは
学生時代にキスリングを背負っていた世代なので、
背負い方が懐かしいです。
先輩には、膝まで上がれば背負えるって言われました
もう、そんな重いザックを背負うこともないです
成仏するの、早すぎませんか??
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