少し前、登山はお金がかかるという、山登りを初めて数年の女性が話していて
違和感を持ちました。
お金のかかり方と感じ方は人それぞれではありますが、山登りを始めた時代にもよるのだろうか。特にかかるのは山小屋の宿泊代やテント代という話でした。
確かに、山小屋に泊まって一週間も縦走したらお金もかかるということがわかりました。というのも、私と仲間は普段、夏は沢登り(川原でごろ寝)、冬はイグルー(雪中でごろ寝)なので山小屋に泊まることはまず無いのです。前回の大雨前線の沢登り山行では、予定外に山小屋に3泊もしたので、メンバーは皆持ち合わせがなくなりました。全員、一泊目分くらいでおしまい。私の場合、山に持ち込む現金はせいぜい2万圓までです。
山小屋にはたくさんの仕事と役割があるので、一泊二食1万圓が高いとは言いませんが、長期に泊まるならお金は確かにかかります。ただ、ほとんど人の手を頼らず自力で山を通って帰ってくるのが本来の山登りの楽しみだと私は思っているので、山小屋のお世話になるならお金もいるだろうとは思います。
今回は後払いのお願いをして、応じていただけました。大雨でガラガラだったのもあり。電話もメールも通じない谷の小屋では後から請求書を送ると。ネットの通じる稜線の小屋では、振り込み口座への請求書払い。口座番号を聞いたら、スマフォでその場で振り込みできました。山小屋に合計3泊もして、近年まれに見る高額登山となり、ちょっと贅沢な旅行のような感じと思いました。久しぶりに山小屋の人情とかお宿ぶりに触れて、たまにはいいものだとも思いました。
でも、同じ山でも、僕らのいつもの山登りとは違う世界だなとも思いました。
ふつうは、できないよ〜
ムムっち、そういうものでしょうか。
ヨネヤマさんは、確かにプロですね
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