「どうする家康」を見ていて思ったのですが、イエヤスが関ケ原合戦のとき(数えで)59歳で、ほぼ今の私と同年齢。このあと14年後の大阪冬の陣・夏の陣までに、当時としては長命な彼の、若い頃からの先輩や家来や側近はみな死んでしまいました。
今週の1614冬の陣放送ではヨボヨボになった本多正信と渡辺守綱だけ。全人生のさまざまな人物との交流を知っているのは視聴者だけ。以前はイエヤスといえばたぬきで抜け目なく、強運のじじいという一般的な印象でしたが、若い頃からいろいろあっての結果であって、人には若い頃にはいろいろあったのだと想起させるところが面白いのですね。
19歳で桶狭間、31歳で三方ヶ原、41歳で本能寺の変、43歳で小牧長久手、45歳で豊臣に下り、49歳で関東移封、59歳で関ケ原、73歳で大阪城攻め。自分がそれぞれの歳の時どの程度だったか、どんなストレス尽くめだったかを思い返しますよ。
今回のドラマでは、没落して権力の座を追われたけどその後も引退してブラブラしていた足利義昭、今川氏真、織田信雄が、その後ちょっとしたシーンでいいことを言う場面があって、ハッとしました。この人たちも人生は続いていたのだと。
領土を守り、広げるために日々戦い、戦々恐々、謀反、離反、身内すら殺しあう、等等
人を信じる事の危うさ、ほんとにストレス満載で狂わんばかりの世ですね。
真田信繁登場で出城(真田丸)も出て来て感無量でした。
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