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しかし船は旅情というものがあり、新潟港からは米山が。途上は梅雨空ながら鳥海山の山裾や狩場、積丹の山の裾もほんのり見えた。デッキに椅子を出して風の中でビールを飲む。
甲板には白い服を来た紳士がいたりして、かるく会話でもあるかというと、お客は結構トラックやツーリングの運転手が多く、雰囲気としてはスーパー銭湯みたいな感じだった。徒歩の旅行者は数人しかいないようだ。運転者と徒歩者では、持ち物の質や量とか、足腰に対するマインドがかなり違う気がする。若いね‐さんに、甲板でかもめのことでちょっと話しかけてもらったくらいかな。
埠頭から市街へのバスもほぼなく、自分で調べて歩く感じ。青森や函館に長く住んでいたから、青函航路の旅情を少しばかり期待していた気がする。
船の世界はすっかり21世紀になっていた。いや何事も今回の旅行は21世紀を実感した。街も大学も、木々が生い茂り年輪を厚くし、森の中のようになっていた。夏の札幌は10数年ぶりだ。
1甲板で握り飯を食べているとかもめがガサガサ寄ってくるけど、野生動物にはあげない
2樹林とツル植物で埋もれた北大恵迪寮。目を疑った。35年の歳月。
3札幌郊外の山岳部の山小屋、空沼小屋に泊まってきた。1928年建造。
※飛行機代より高い、と思ったが、飛行機代も凄い値上がりしていて、いま松本〜札幌は片道40000円するんかーい。ラーメン1000円で泣いてられないなあ。
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