![]() |
![]() |
![]() |
大形本、高価な本こそ図書館で下見する。狙ったの3冊、その周辺の棚3冊、出会っちゃたの3冊くらいの割合。この出会っちゃうのがあるから図書館通いはやめられない。出会っちゃうコーナーとは、新刊コーナーと、さっき返却ホヤホヤのコーナーで、思いもよらぬ出会いがある。
今回は、先月出会っちゃって借りたインド食べ歩き本でインドの地方都市の食文化を読んで、これまで高校生レベルだったインド近代史をおさらいしたくなって関連本を探す。ムガル皇帝歴代とか、東インド会社とか、マラータ同盟とか、シパーヒー(セポイ)の反乱とか、印パ分離独立の混乱とか、ハイデラバード藩王国とか。きっかけとはわからないものだ。マサラの匂いが通奏低音ならぬ通奏低「香」として知識欲を弾いた。
山の知り合いから知った地域本、「アルプス越えの鎌倉街道」は書庫から出してもらった。鎌倉〜梓川〜飛騨〜越中まで歩き倒した記録の古道探訪書。著者は1929年生まれで母と同じ年だが、最近亡くなったとのこと。
何時間もインド本を読んでいてふと見た棚にあった「おりたたみ自転車と旅しています」の背表紙と目があった。最近棚上げしていた「輪行テーマ」に関する女子漫画だった。家にある古い自転車で輪行をと思って夏前に袋まで買ったのだが、荷台とかカゴとか、普段使いのパーツをいちいち外すのが厄介で躊躇し、暑さのせいで延期していた。なら輪行用自転車を買うのか?というところで止まっていた。
この本では小径折り畳み自転車の運びやすさと列車組み合わせ旅の楽しさについて紹介してあって、ちょっと調べ直す気になった。こういうのは帰宅してネットのほうが早い。著者の乗るブロンプトンという素敵な自転車は超高額(30万円近く)なことがわかり、そんなに高くないやつの紹介サイトを読んで1時間くらい研究した。使わないときに小さくたためる道具が大好きなので、折りたたみ自転車は興味深いですね。きょうも出会っちゃったかも。
もう20年ほど前からブロンプトンに乗っています。パンクはしましたが全然壊れません。
1分も掛からず簡単に折り畳めてコンパクトになり、車に載せるのも難なくできとても重宝しています。
ただ、私のはカーボン製ではないので13キロくらいあるかしら?輪行バックではちょっと大変です。
昔はその金額の半分強で買えましたが、ここ数年でどんどん値上がりしてしまいました。
でも今ならとても手を出せる金額ではありません。
ブロンプトン、1分とは。折りたたみが早いんですね。やはり最近値上がりしたんですね。20年前からなら良い買い物でしたね。その漫画では、乗鞍岳の畳平まで登ったり、香川のうどん屋巡りをしたりと、電車で楽しそうに輪行サイクリングしていました。ジュリ🐾乙吉さんの行き先だと、高草山なんかも行けるのかな。ブロンプトン愛が伝わる本でした。
私の場合は脱自動車という憧れの側面があるので、車ではなく電車との組み合わせの方に夢が広がります。
ブロンプトンもどきのお値打ち折り畳み自転車は探すといくらでも出てくるので、買うといいですよ。家族で使い回せるし。「自転車を持つことは〜」と、ドイツに言い回しがあったはずです。
Wenn ich ein Fahrrat hätte...
仮定法過去にしてみた。その続きはなんでしょう。
一台で、トラック一杯分の薬の価値がある、だったと思います。
AIにやってもらったら、後半はこうなった。
"Wenn ich ein Fahrrad hätte, wäre es so wertvoll wie ein LKW voller Medikamente."
LKW はドイツ語で "Lastkraftwagen" の略
AIでなく、自力で走る。御嶽、晴れ間があったのか?
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する