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「長年山登りを続けているからこそ、こころの安定を保てるような、こころの芯になるような部分がある。自分のこころの根底を流れるマグマは、山に行く事によって、固まらず温められている感じである。・・・」という下りに共感した。
ヤマレコもホームページも無かった1990年代、あちこちの町で地元山岳会や同人や個人で作った、こんな沢と、山スキーとアルパイン主体の山行記録集を読ませてもらった。今はネットもあるけど、ネットでは書けない面白い記録や文章というのは実在する。書いた者たちの山行記録集には必ず殺し文句があったっけ。
写真
野良犬通信・・・チーム野良犬
さわわらし/岳徒・・・めっこ山岳会
きりぎりす・・・日本山岳会青年部
ベルクシーロイファー・・・スキーアルピニズム研究会
すずらん・・・鈴蘭山の会
写真にないけど
ALPINE・・・名古屋ACC
尺取虫・・・札幌登攀倶楽部
最近は会報を出さない山岳会が多くなったのを残念に思っている一人です。ネットでの記録と違った何かがあると信じています。
山岳雑誌には昔も今も山岳会から送られてくる会報が紹介されていますが、やはり昔と違って寂しい状態です。私は昔短い期間ですが、山岳雑誌の会報紹介ページを担当していたことがあります。全部に目を通すのが大変でした。
UGSさんこんにちは
以前は「バリエーションのガイドブック」というのはあり得ず、ガイドがないからバリなのでした。バリのルート取り志向はこういう手書き山行記録を読んで夢想したり共感したりで磨きました。
岳人やヤマケイの会報欄なら凄い量がくるでしょうね。数年前、僕が主に編集した大学の山岳部報で岳人の年間賞(1年間で一番リッパだった会報賞)をもらいましたよ。
今もOB会の会報編集を手がけています。興味あればご覧ください。印刷物だけどネットでも見せています。今、4月号の最終校正中です。
http://aach.ees.hokudai.ac.jp/xc/modules/Center/pdf/ob/kaiho.html
→失礼しました、会員だけでした〜(追記)
yoneyamaさん、大学の山岳部報って北大ですよね。
私は最初の勤務地が札幌で、東京に移ってからも正月の北海道中央高地に10年通いました。計画をたてる時に一番参考にさせてもらったのが部報でした。特に長期間の山行は毎日の山の天気が判って参考になりました。しかしもう必要ないというのが残念です。
正月の中央高地は長期いないとほとんど晴れ無しですね〜
黄緑色の部報なら、ぼくが卒業する時編集したものです。その後17年も次のが出なかったのです。
長期間の山行なかなかできないけど、山中三日目くらいから、調子が乗ってくる気がします。
「ベルクシーロイファー」は結構買いました。私は“軟弱”な山登りしかしておりませんが、「すずらん」や、地方山岳会と言えるかどうかわかりませんが、最近ではトマの風や沢胡桃の会報なども、茗渓堂で立ち読みさせてもらって(たまには買いましたが)、活用させていただきました。作った方の労力を考えると、購入すべきだとは思うのですが...。山登りは、いろんな意味でインターネットによって大きく変わったと言えるかも知れませんね
すずらんやベルクみたいに名渓堂や登山用品店にもおいてあるのもありますね。基本的には売り物ではないし、もっと少ない部数で、手刷りのものなど、関係者や一緒に登った人に配るために作ったものなどには、誌面作りの熱気を感じます。立ち読みでもまとめ買いでもかまわないと思います。
ネットと違い、お門違いの人が読んでお門違いの批評を「気楽に」書いてこないところがこの自由さの根拠でしょうか。
ネットで変わったのは匿名性です。以前、山行記録に匿名を使う習慣はありませんでした。
こんばんは
初めは山行記録を書くのが、嫌で嫌でたまりませんでした。
しかし、新田次郎の本を読んで、昔の記録は文学的だったんだと知り、少し考え方が変わりました。
きちんと本人の名前も出ていたんですね。
遭難され亡くなられた場合は、遺稿集にもなったんですね。
まだまだですが、素敵な山行記録が書けたらいいな。
まんももさん
書くというのは、たくさん読む事から生じるのかもしれませんたくさん読むと、書きたい気持ちがあふれてくるのか。
小学二年の子供をみていると、やはりものを読み始めてから、書くものが増えたような気がします。
ものを読むのには、お話の朗読も大きいかも。
むかしは名前を隠さなかったですね。そりゃ名前を出すのはお互い傷つく事もあるけど、書くというのはそういうこともふくんでいるし。今ももちろんまともな山行記録は記名必須です。名前ってそういうものと思います。
ぼくは遺稿集や追悼集作るのが好きです。死んだ友人のことはそうやって本にしておきたいです。
きりぎりすvol.1をお持ちとは!
次会った時に見せて、読ませて、下さい。
いいっすよ
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