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この40年で山スキーはバックカントリーと名を変えて、新雪を滑る快感を追求する面を重視して、板も靴もビンディングも特化したものに変わってきた。
靴は最近新しいものに変えたら滑りに特化したスネまで固定のラクラク靴に、板も幅ヒロとかいろいろラクラクらしい。ビンディングは軽くてカチャッと入るきれいなものになっているが、これはどうでも良いかな。雪や氷が詰まると案外不便だ。ジルブレッタのほうが確実で迅速に着脱できる。
でも私の山スキーは長期長距離行に主眼を置いているため「滑りだけ」じゃなくて深雪急斜面のラッセルジグザグ登りとか、灌木を縫って低速回転したりとか、ガリガリ凸凹のデブリ面トラバースとか、着脱頻繁、シートラ御免とか、行く手に出てくるあらゆる面倒に対応するような道具なので、滑り特化型の道具ではなくて、筋力で対応するような道具のほうが助かるのです。
だからといって、もうどこにも売っていないから人におすすめは出来ない。今、山スキーセット買うと参拾萬円かかるそうなので、学生とか、無理だと思う。
130センチの短い板。車ではなく電車+バス入山の独自ルートなので、バス停降りるまでの運搬には工夫する。靴はザックの上部に爪先を両側に出してパック。スキーとストックは、オーバーズボンを履かせて車内に持ち込む。
なぜ車を使わないかといえば、山の向こうに乗っ越したいからだ。車は回収などが不便なの。山行の軌跡は山を越えて向こうへ抜ける方が、圧倒的に美しい。
写真1ズボンを穿かせたスキー 右奥はワークマンのたためるゴム長。靴を履き替えザックに入れる 軽くて安い。
写真2入山まで運ぶ靴はでかすぎて日帰り装備ザックに入らないけど、手に持つのは嫌
写真3右が壊れたジルブレッタ300、左が替えの400。板は短い方を使う 靴はラクラク靴
私はskimo用の板にsilvretta500、タイベックス巻いて電車。
靴はasoloの登山靴。それで日帰りの里山スキーに行ってます。
ここ8年間でジルブレッタは2022年に尾瀬でチラリと見ただけ。
リタイヤ期間長く、世の中すっかり変わってしまってるに気がつく。
イグルーの動画見てますが、あこがれだけで適地に泊まりでは
行けそうにないのが残念。
最近は、豪雪地なら里山でも作る方法を研究しています。泊まらなくてもいいから作ってみると良いですね。作っていると体が暖まるし。
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