![]() |
![]() |
![]() |
札幌近郊の山で北大山岳部の現役とイグルー研究。現役は雪山必修のフルコース、雪崩チェック、救助、搬出、寝袋無しイグルービヴァークで朝まで。イグルーに関して製作面ではもう助言することは全然無かった。ブロック切りもうまいし、ブロック載せパズルもうまい。行き詰まっていれば先輩が伝えていた。
レア事例だけど強風で削れたときの質問などあり、極度な暴風の場合は外からツエルトを被せる対処などを示唆してみた。
私だけ朝まで我慢イヴェントを降りて山麓のヘルヴェチアヒュッテの雪下ろしをしていた40年前からの仲間と泊まり、翌日は手稲山まで乗っこして札幌までスキーで帰った。
その翌日は鉄道で小樽の先の駅、塩谷から海側の塩谷丸山〜小樽天狗山までイグルー泊のスキー縦走、小樽の街に滑降して電車で千歳空港へ。
雪が少ない。毎年この時期、現役イグルー練に来て、そのついでに道内未踏峰山行なのだが、1月半ばでは太平洋岸に出られないなんて。40年前は、11月から札幌近郊で山スキー山行をしていたし、この時期は支笏湖でも阿寒でも雪山で笹は埋まり、自由なラインで山行計画を描いていた。それが笹にスキーでは、寂しい。。まるで水のないプールに、水泳パンツで立ち尽くしているようだ。
今回ははじめ阿寒屈斜路摩周の長期イグルースキー山行を企てていたけど諸事情でやめ、支笏湖畔周辺山行を計画していたが、それも雪不足でやめ。やはり空から見たら雪がない。
それでも在札の旧友と話すと、即座に代案が浮かぶ。雪不足に応じた計画の手直し、どこまで除雪があるとか、ここはヒッチするほど車も通るとか、この尾根は道があるから万一雪がなくてもヤブはこがないとか、くるくると計画が作り直せるし、ヤマレコですぐ計画書も作れる。
帰りの松本空港バスで隣りに座ったウクライナ系NY人がかなり話好きの青年で1時間近く雪不足や日本のBC事情について話した。毎年2週間、ニセコと白馬で滑りまくるらしい。NYに住んでいると、日本もユタの山も出かけるなら似たようなものなのだろう。外人は増える、雪は減るって言っていておもしろかった。
写真1噴火湾上空から左上がニセコ羊蹄山、中央が支笏湖とその周辺、樽前は白い雲のあたり。右の遠くは余市や無意根。雪があるのは日本海側だけ
写真2噴火湾と駒ヶ岳
写真3信濃大町は街が半分白い。右上は鹿島槍
流石に北大のようにシュラフなしでは無理ですが...
中に七輪もちこんでスルメでもあぶって日本酒飲みたいな〜♬
イグルーって使った後は壊すのがマナーなのですか?
北大の書評ありがたく読ませてもらっています
無理とか言わず、やったほうがいいですよ。
イグルー内で炊事程度なら良いですが長々と七輪だとおそらく天井から雫で、最後は天井崩落するかもしれません。あまり余計なおもちゃは山に持ち込まないほうが良いです。寒くて不便なのを楽しむのがイグルーです。
マナーは私が決めるものじゃないので、随時判断してください。マナーなど考え無くても良い無人郷で作るのが理想です。
書評の評、ありがとうございます。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する