風呂でラジオを聞いていたらショパンのノクターンが流れました。
こどもが「いい曲だねえ」とかいうので、「これはお別れの曲なんだよ、3月だからねえ」と説明していたら、1970年代にさだまさしがグレープというデュオで「あこがれ」という歌を歌っていて、中学生の時聞いていたのですが、その曲がこのノクターンの変奏だったのだと云う事に突然気づいてしまいました。全く同じ曲ではないのにコードが同じで軽やかに変奏されている。40年近く経って、さだまさし凄いな!と思いました。ついでにいうと風呂の中で突然気がつく事って凄く多いです。
よく調べて見たら「ノクターン」はOp.9.No.2.(作品9−2)
「別れの曲」はエチュードOp.10.No.3.(作品10−3)で、どちらも有名な曲なのですがノクターンには別れの曲という意味付けはありませんでした。これは僕の思い違い。また、別れの曲というタイトルも、この曲を印象的に使ったショパン伝記映画の邦題名から来ているそうで日本だけの通称だそうです。
でも、「あこがれ」がノクターンのオマージュなのはほぼ間違いないでしょう。作者のこういう遊び心が何十年も経ってわかるというのはとても面白い。
さだまさしのグレープ時代の歌には今も憶えているものが多いです。今からおもえば日本のサイモン&ガーファンクルを目指していたのではないかなと思います。
サイモン&ガーファンクルといえば、GAROの「たんぽぽ」と言う曲もそういう雰囲気です
https://www.youtube.com/watch?v=XnwNmTOUvew
私、洋楽疎いので、友人に指摘されて、あぁそうだなと思いました。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する