立川経由でモノレールで、大型ビルが林立する多摩センターへ。野生のきのこの展示会は各地でやられていますが、丘陵地帯が大規模に開発されたこんな都市部で開催されている「きのこ展」は、あまり例がないかもしれません。
会場に入ると、テーブルを10メートルほどの長さに並べて、そこにこの会のメンバーが関東各地で採集してきた野生のきのこが並べられています。50種くらいだったでしょうか。割合に見かけるものが多く、また人気のきのこも多い。
展示されているきのこは、なかなかここまで立派なものには出合ったことがない、というものもありました。シモフリシメジなど秋本番のきのこも。ホンシメジは、傘の直径が14センチほどもあり、ずっしりとした固まりが。フィールドもまずお目にかからない巨大なものが、展示されていました。
テーブルの周りは、ぐるりと人だかり。
会話を聞いていると、きのことのお付き合いはさまざまですが、みんなきのこに関心、または執着がある人ばかり。
会員の方がまとめたきのこ料理のレシピも配布されていていました。
アカヤマドリのビーフストロガノフ、
マイタケ・フライ、
ヤマドリタケモドキを使った、きのこソース、
キノコの下処理の仕方、など。
会場では、関東地域の野生きのこの放射能測定結果もポスター展示されていました。富士山と大月市付近のきのこは、現在も、国の基準超えが出ています。
写真は、会場風景、クロカワ、ホンシメジ。
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