冬の葉ワサビで始まった今年の山菜シーズンも、6月のちりめん山椒づくりで、ほぼ一段落しました。
仕事がたてこんで、例年にくらべ、あまり動けませんでしたが、また新しい味に挑戦もできたシーズンでした。
一番の山場は、4月下旬の丹沢北山麓での、山菜を味わう宴。知り合いをよんで、私が腕を振るいました。材料はすべて丹沢山麓で。
お品書き風に、書くと、
一、アマドコロの根のから揚げ
一、ツクシのあっさり醤油煮
一、コゴミと田ぜりのの胡麻よごし
一、ハナイカダの天ぷら
一、カンゾウの酢味噌和え
一、ウドの酢味噌和え
一、ミョウガタケの天ぷら
一、サンショウの若芽の薄味佃煮
一、フキノトウの梅干入り甘醤油煮
一、フキ味噌のクラッカーのせ
一、菜花の白和え
一、ミツバのひたし
一、アケビの芽の黄身酢和え
一、ウコギ飯
一、焼きタラの芽の甘味噌かけ
このうち、一番うけたのは、「アケビの芽の黄身酢和え」でした。
アケビの芽は、塩を入れた湯で40秒ほど湯がいて、冷水にさらして使います。マヨネーズや出汁でそのまま食べても、ほろ苦さが味わえます。
今回は、ほろ苦さとは対照的な、黄味酢をつくって和えました。
黄身酢は、卵の黄身に酢、日本酒、砂糖、塩を入れて、湯煎しながらかき混ぜます。一見、黄身の色が強いマヨネーズのようになりますが、オイルなし、お酒いりで、コクと甘みもあります。
これで、ゆでてさらしたアケビの芽を和えました。
柔らかい黄身酢につつまれた、アケビの芽のほろ苦さをひきたちました。
丹沢の山麓は、ヤブっぽいところで、アケビの芽がたくさん摘めます。
雪国では、ゆでていったん漬け込んで、もどし、色と香りがよい摘み菜として使ったりしていますね。
山菜が過ぎ、あと1ヵ月すれば、夏のきのこのシーズンが始まります。
tanigawaさん
yuzuです
コメントありがとうございました
わぁ〜ゼイタクな山菜宴でしたね
15品は驚きです
大好評だったでしょうね
ハナイカダも食べれるのですか
先日コシアブラと根曲がりたけのこを採っただけで
大喜びの山菜料理でした
yuzuさんへ
ハナイカダは、天ぷらのほか、ひたしや、和えものなど、いろんな食べ方ができます。
ネマガリダケは、もう何年か、食べていません。そちらは地の利があって、いいですね。
皮のまま、おき火の灰のなかで焼くと、おいしいですね。
以前に、苗場山で、こんなに見事なものを見たことがありました。
http://trace.kinokoyama.net/josinetu/naebayama2000.6.htm
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