![]() |
![]() |
![]() |
稜線には、大朝日岳直下の金玉水とか、ここで紹介する三方境の狐穴小屋の天場など、すばらしい泊まり場がありましたが、今では小屋泊まりが推奨されています。
とくに狐穴小屋の場合は、登山者が少ない一帯です。百名山を訪ねる人は大朝日岳方面に集中するために、シーズン中でもこの小屋がいっぱいになることはほとんどありません。
混雑を理由に、テントで泊まることも、むずかしい状況と思います。
キャンプ地だった一帯は、広大な花畑の一角ですから、禁止措置で、湿性植物の復元が図られることになれば、と思います。
ただ、全面禁止ではなくて、数分の1でも設営箇所を残しておいてもらえたら、ありがたかったのですが。
昔と違って、大きなパーティーが幾つもテントを張り、大賑わいというキャンプ地の様子は、いまは限られてきています。登山者はどこでも大きく減り続けているようです。
そして、この場所のように、シーズンは小屋に人がいて、トイレは小屋を使えるという条件のところもありますから。
もちろん、とびきり貴重なエリアならば、保全優先はやむをえないと思います。
写真1枚目は、八久和川を遡行して、泊まったときのもの。
写真2枚目、3枚目は、遡行した谷の様子。
遡行の際、釣ったイワナを、この三方境の稜線で風に当てて干して、下界に持ち帰り燻製にしました。
記録は下記に。
http://trace.kinokoyama.net/touhoku/yakuwagawa1985.8.htm
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する