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朝日連峰は、稜線上は指定地がなくなり、飯豊も小屋付近、それも一部が状況によっては許可されるかも、という状態です。正確な可否の情報はなく、最近発行のガイドブックも記述から落とし、推移を見ている状態です。
飯豊の幕営地では、御西小屋は一番の高みにあって、眺望抜群です。
以前は、御西小屋の北東の雪渓の源頭部の脇が、テント・サイトでした。ここは、飯豊屈指の高山植物の生育地の一角で、植生の回復のため、現在は幕営は規制されているかもしれません。
以前は、ここに張りきれなかったテントが、小屋脇の広場に立ったりしていました。(写真1枚目、1971年撮影)
水は、大きな雪渓の豊富な雪解け水を使用。小屋は写真の時期(1970年代)から2度ほど、建て替えられて、トイレも改善されたと聞いています。
近年は、夏季の短い期間には管理人が入っています。
この天場の持ち味は、なんといっても飯豊連峰中、随一の眺め。夕刻、小屋の広場に登れば北股岳の西の尾根に沈む夕陽が望めます。朝は、テントの入り口を開けると飯豊本山から登る朝陽を望めます。最高峰の大日岳が、吊尾根の彼方にどっかりとそびえています。
もう一つは、花繚乱の周辺の散策です。登山者の多くは、切合小屋方面から飯豊本山を往復するため、御西小屋は人がぐんと減ります。比較的静かな、花いっぱいの稜線を歩けます。
御西小屋については、私の次の記録を。
http://trace.kinokoyama.net/yamagoya/iide/onisi-goya.htm
http://trace.kinokoyama.net/touhoku/iide71.8.htm
http://trace.kinokoyama.net/touhoku/iide1974.8.htm
そして、こんなページで古き良き飯豊を紹介している方もいます。
http://blogs.yahoo.co.jp/nightlyrains/40397625.html
写真2枚目は、1970年代の飯豊の山地図の表紙を飾っている、御西小屋の版画です。
(飯豊にお出かけの際は、事前に最新情報を確認していってください。)
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