|
|
![]() |
先日、山梨県の静かな山で、森のなかを下っていたとき、傘がライトブルーのサルノコシカケ科のきのこに出合いました。(写真1枚目)
こんな色のきのこ、別の科のきのこには、1種類あります(ソライロタケ)。でも、サルノコシカケ科では、写真でも見たことがない。
顔を近づけてよく見たら、表面のライトブルーの下の層に、ヤニ色の層があり、さらにその下に、明るい灰色の下地の層が確認できました。
ヤニ色と、明るい灰色の層というのは、森でよく見かける、ツガサルノコシカケがその配色です。(写真2、3枚目)
ということは、このライトブルーのきのこは、ツガサルノコシカケの傘に、なんらかの理由で、ライトブルーの発色をする、別の生命体(別の菌類)が寄生した結果かもしれない。
それとも、ソライロの仲間は、図鑑になくとも、ちゃんと存在するのかも。
そんなことを考えて、静かな森のなかで、しばし時を過ごしました。
もう一度、もっと菌類が活発に活動する時期に、再会したい。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する