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でも、いまのところ、傷みはほとんどなく、このままだと30年を超えて使えそうな、今日このごろです。
材料には2×4材と、屋根には、ポリカーボネイトの透明な波板を使いました。
市販の車庫でなく、自分で作ることにしたのは、車庫用の敷地を効率的に、使いたかったためです。
車庫の敷地を有効に使うには、柱を四隅に、いっぱいいっぱいに建てる必要があります。車の出し入れが、ずっと楽になるし、雨も防げる。
ところが、市販の組み立てキットのものは、支柱が、敷地の内側に入り込んできて、車庫用の敷地面を有効に使えなかったからでした。また、屋根と脚だけの市販のものもありますが、強度が不安だった。
そこで、自作したのが、写真1枚目〜3枚目の車庫でした。
写真1枚目は、完成・使用中の車庫の外観です。
車庫の屋根を支える柱は、2×4材を2本束ねて、木ねじてビス止めしたものです。
この柱を、敷地の周囲8つのポイントに建てて、車が入る内部空間を、最大限に利用できるようにしています。
隣家も、我が家と接するこの場所をちょうど、青空駐車場に使っているため、了解してもらっています。コンクリートの床に基礎工事をせず載ってるだけなので、建坪(建坪率)には勘定されてていません。
屋根と柱がしっかりしていれば良いので、お隣さんの側は、大きく開口しています。また、風や目線をさえぎらないように、横板も多くは固定しないで、回転して、光や風が通るようにしています。(正倉院風--笑)
一方、ポリカの屋根は、家の壁とぴったり接して、家の西から北へと回り込む造りにしました。この屋根は、敷地内で濡れずに玄関先まで達していて、車の乗り降りなどでも、雨の心配がありません。
資材として購入したときは、ビニル製品と比べて高くて、悩みました。20年たって、ポリカの強度のモチのすごさに驚いています。
都合、5回ほどの大雪の日もありました。最大で60センチも大雪をかぶりました。お向かいさんアルミ枠の車庫は、屋根材がへこみ、支柱も曲がって、修理になった。それでも、うちのポリカ屋根は、屋根の木枠がしっかりしているからか、2階から車庫に降りて、屋根の雪おろしを終えるまで、しっかり支えてくれました。
安い木材で長持ちしてきたのは、それを補うために、茶色の防腐塗装を6,7年に一度、塗布しています。木材の腐食防止は、大事と感じてきました。
柱は、コンクリートの床面に、板状の石(基礎石の代用)を設置し、その基礎の上に設置しています。おかげで、柱の底が腐りにくい。(写真3枚目の左下の柱とコンクリとの接地面参照。平たい石を基礎に置いて、腐食防止にしています)
この車庫は、山やキャンプ、日曜大工の資材置き場としても役立っています。(写真2,3枚目)
天井が高いので、屋根裏は、資材や道具置き場になっています。
スモーカーや、ルーフキャリアも、若いころ使った農機具も、ハシゴも、この屋根裏に収容。
ルーフキャリアは、やや大型ですが、車の真上、20センチのところに、車のルーフがあるため(つり下げ方式)、取り外しが楽です。
屋根下の一番奥には、鍵がかかるロッカーを作っています。
キャンプ道具やテント収容する、畳半畳ほどの広さの戸棚などを収容。
この冬場は、また、メンテナンスの時期になってきます。温かい日を選んで、体が動かせる範囲で、取り組もうと思います。
最近自作したうちのウッドデッキ上の屋根は、面倒で防腐剤塗布していないのでどうなってしまうかな。様子見て塗り塗りしてみます。ポリカーボネイト波板は頼もしいですね。2×4材は安くて助かりますね。側壁の下見板張り風の仕上げが、イカして居ると思います。
yoneyamaさん、2×4材は雨と腐食に弱いので、乾いた今の季節のうちに、防腐剤を塗ってあげるといいですね。油成分が染みこむので、意外に長持ちします。防腐性が高いものは、塗って5年くらいは、効果が維持できる感じです。
ウッドデッキの場合は、防腐効果優先だと、暗い色の防腐剤になってしまうので、明るい色の塗装の方が合うかもしれません。
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