撮影してきた画像を見ると、冬場に乾燥したエノキタケでした。傘や柄に黒っぽいにビロードの風合いが現れているのが特徴。(写真1枚目、今回撮影))
形がしっかりして締まったところは、おいしく食べられます。
これにたいして、市販のもやし状のエノキタケは、湿気を与えながら、光を遮って、真っ白なもやし状に育成したもの。
一方、山の森の朽ちかけた幹に取り付いて成長する野生のエノキタケは、幼菌〜若いものでは明るいオレンジ色。(写真2枚目、春の奥利根で撮影)
秋になって、湿気をやや乾燥気味で生長すると、傘も柄も太くごつく、傘も柄も全体にビロード色に覆われた、生菌のエノキタケになります。
この姿も、自然の森でだけ見せるものです。(写真3枚目、春の雲取山で)
それが、冬枯れたのが、今回、カミさんが出会った、乾燥エノキタケ。
このエノキタケも、わずかな湿気で冬中、生き抜き、春に水分を得ると、また生長を始めます。
エノキタケは、人間にとって食材として身近なきのこだけど、自然界でもいろいろな生長段階で、年中、見られるきのこだと思います。
生きのいい若いエノキタケの、もっとも普通の写真は、
https://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-12433
http://trace.kinokoyama.net/fungi/fungi-zukan/enoki-take-fungi.htm
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-654707.html
をごらんください。
tanigawaさん おはようございます
またいつかきのこ観察会行きたいですね
bmさん、観察と味見のシーズンは6月後半から始まります。
7月からは本番。
またお知らせ、いたします。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-916773.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-711806.html
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