スタッドレスタイヤを交換しました。この4,5年は、大きなケガや、手術の必要な病気が続いたため、走行距離が大きく落ち込みました。それでも、タイヤの状態は、減りと小さなひび割れなどが出始めてきたため、交換を実施。
私は、8年ほど前から、スタッドレスタイヤは、4シーズンを通して使っています。
最初に通年化を考えたのは、10月末の林道で、降雪に遭ったためでした。
雪解け前の6月も林道が除雪前のことがありました。
通算すれば、山の林道、峠道は、年に8ヶ月、雪があることころもある。
年間走行距離が1万キロちょっとのため、4年ほどで劣化するタイヤを、夏冬で計2組8本、使うのは、経済的でない。
燃費も、実感としては、走り方の影響の方が、大きい。リッターで1キロほどしか、差がでない。
林道を走るときなどは、スタッドレスの方が、スリップへの対応などに安心感があります。どろ道、ぬかる道にも差が出る。
走行距離が、年に2万キロ以上ある人は、夏冬履き替えが、経済合理性がある。でも、私のような走行距離の場合は、スタッドレスの「通年はき続け」は、合理性があると思います。
スタッドレスだと雨の路面では制動が落ちると言われる場合があります。
高速道路も含め、雨の日の急ブレーキの体験は、なかった。
この夏の東北行脚もそうでしたが、雨の日は、積極的に減速で運転すれば、何も問題はありません。
この4年あまり、夏冬通しで、走ってくれたスタッドレスタイヤに感謝しています。
履き替えた新タイヤにも、うんと助けてもらおうと思います。
今度は、私個人のことでなく、全体のことを考えてみます。
冬もほとんど雪がふらない東京に住んでいると、スタッドレスを履いていない車が、全体の5割を超えているように感じます。
そして、ほんの数回の「大雪」のたびに、東京中が大混乱になる。
それだけ、都内では、スタッドレスは、敬遠されている。
確かに、スタッドレスを履くのは、この地域では経済的ではない。 かといって、たとえ降雪が数回しかなくとも、スタッドレスをはかないと、雪道は動けない。
こんな、やむを得ない矛盾があるから、降雪の際、雪道にノーマルタイヤで出ていって、立ち往生する車が、絶えない。
この解決策は、根本的には、2つ。
1)冬はスタッドレスを義務づける。
(これは賛成できない)
2)より改良したオールシーズンタイヤを開発する。
そうなれば、選択は、
A、夏・冬はきかえ。
B、オールシーズンタイヤを通年利用。
私は、2)の A、Bが、それぞれ選べる時代が、くるといいな、と思います。
まだまだ、改良は続くのでしょうね。
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