送っていただいたことを書きました。
この山栗は、茹でて、天日で干し、おじさんが編んだ網袋(写真)に
入って、10キロ箱いっぱいを、送ってもらったもの。
保存おやつ2題。山栗から干し栗づくり。干しりんごを使って芋の甘煮
http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-26371
山栗は粒は小柄ですが、味が濃い。
それで、昨晩から、お正月用の栗きんとん作りにかかりました。
この干し栗を、まず殻を割って、実を取り出す。
ちょっと手間がかかります。
そして、一晩、水に漬けて、もどします。(写真)
ここまでの工程で、渋皮はすべて自然にむけてしまいます。
もどした山栗は、茹でて、水を切っておきます。
ここから先は、栗きんとんの普通の作り方と一緒です。
茹でたサツマイモに砂糖を加え、ペースト状にして、ここへ山栗を
どっさりこと混ぜ合わせます。
山栗の味がしっかり。
その個性で、サツマイモと砂糖の味に、ぜんぜん負けない存在感。
去年までは、瓶詰め、シロップ漬けの大きな栗を使っていましたが、
山栗は、すっぴんのままで、栗の甘さと味があります。
うまい、栗きんとんが仕上がりました。
干し栗(勝ち栗)は、まだこれで、半分量しか使えていません。
今度は栗のお菓子でもつくろうと思います。
田老のおじさんに、うまかったよと電話で報告。
おじさんは、3月からの養殖ワカメの収穫期を機に、海での仕事を
再開すると、電話の向こうで明るい声で話していました。
海の仕事を再スタート。震災いらい、初めての復活の決意です。
でも、船着き場の設備も、養殖ワカメを茹でたり、冷却したりする
設備も、まだ何も具体的な体制はできていません。
ワカメの収穫の速さでは、「誰にも負けん!」というおじさん。
春に向かって、新しい一歩が踏み出せるように、と思っています。
山栗の栗きんとんとは贅沢ですね!
山栗のモンブランを食べて、大変おいしかったのを思い出しました
ただ、あの小粒な栗を山の動物と競う気にならずに自分で作るのは断念しました
komadoriさん、
>山栗のモンブランを食べて、大変おいしかったのを
思い出しました
そんなの、あるんですね。ものすごい手間がか
かっていると思います。
私も後で知ったのですが、田老のおじさんが送って
くれた干し山栗は、実はできるだけ大粒のものを選
んで、それを10キロ近くも集めてくれた、もの
だったのです。
山栗は、山でときどき落ちた実を見つけるけれど、
確かに甘栗の大きさのものさえ、なかなかないですね。
あとでおじさんから聞いて、とても感謝でした。
山栗のペーストは、今回、最初につくった1つで
すが、確かにそれでモンブランに仕上げたら、コクがちがいますね。
でもコストは、国内産ではいくらになっちゃうか、想像つきません。
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