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１９７０年代は当時２０代後半のＯさんが管理人をしていて、薪ストーブが燃える小屋はうれしい空間でした。
家形山のふもとにはもう１つ、無人となった家形ヒュッテがあったのです。しかし、ここは急傾斜の「がんちゃん落とし」の真下に建てられていたため、雪崩で半壊。冬季は立ち入ることができない小屋になっていました。
それだけに冬も安全な地形の位置に慶応吾妻山荘があり、管理人がいるというのは、何かとありがたい条件でした。
帰省のたびに吾妻山に登った私にとって、慶応吾妻山荘は心強い足場でした。
私の初めての冬山入門山行も、この小屋でした。（高３の冬）
一帯は山スキーが国内でもっとも早い時期に始められた地域で、冬季に管理人がいる小屋も、山スキーのサポートが目的の一つだったと思います。
しかし、私が通った時期は本州では山スキーはかなりすたれて、東京の学生らも、地元の人も、めったにスキーの人と出会うことはなかった。その後、山スキーだけでなく、登山者そのものも減りました。
そしていま、スノーシューや、山ガールの時代を迎え、慶応吾妻山荘の冬はまた元気を盛り返してきつつあるように見えます。
http://michipow.blog.so-net.ne.jp/2012-02-12
http://www.h4.dion.ne.jp/~yamataro/iegatayama-keiosanso.html
慶応吾妻山荘は、疎林気味とはいえ樹林の中にあり、吹雪く日はトレースもすぐに消えてしまうため、視界が限られるときに初めて行くときはよくよく注意が要ります。
平日は管理人が下山している場合もあります。
今は電話が通じるようです。090-7661-3387（山荘直通）
それにしても、東北、北海道地域では、この慶応吾妻山荘以外にはフルシーズン管理人常駐という山小屋は、他には、くろがね小屋くらいでしょうか。貴重です。
私の７０年代の慶応吾妻山荘にかかわる記録は下記に。
吾妻山・高湯から家形山スキー
http://trace.kinokoyama.net/touhoku/iegata-namekawa-ski1979.htm
一切経山にスキーで登る
http://trace.kinokoyama.net/touhoku/issaikyo1980.4.htm
初めての冬山 高湯から慶応吾妻山荘へ
http://trace.kinokoyama.net/touhoku/hazimeteno-huyuyama1972.htm
残雪の吾妻山 県境尾根縦走
http://trace.kinokoyama.net/touhoku/aduma-kenkyou74.6.htm
おはようございます
吾妻山いくとＫＯ小屋を案内するの赤旗がたくさん出ていた記憶があります。谷地平の無人小屋といい、吾妻周辺はアプローチも、宿泊も楽ですよね。
山スキーというと最近は、立山や槍周辺で急峻なパウダー斜面を滑るイメージもありますが、東北のなだらかな山域をのんびり歩いたり滑ったりするのも、これからの時期サイコーですよね
春はザラメと寝坊とティータイム。それから薪ストーブも
ihara1990さん、冬の吾妻連峰の体験もあったんですね。意外なところに出没ですね。
１９３０年代は、東京の学生たちが押しかけていた記録があります。今はないスキー用の小屋もあって、五色温泉（米沢市）や谷地平などとつないで、いろんなルートが開かれた地域です。
７０年代前半は、ツアールートのブリキの標識が、積雪でも隠れない高さの梢に打ち付けられてありました。
慶応吾妻山荘の赤い標識は、そう言えば３、４本と少ない数ならば雪原に立ててあったのを思い出します。
あんな森に小屋が造られたのは、風もありますが、凍らぬ飲用水の入手も切実だったのだと思います。
ストーブはいまはもう灯油かも。
札幌周辺は一晩暖かい薪がいまも代えがたいですね。
一時期、水戸に住んでいたので、福島＆会津にはその頃よく通いました
温泉も雪もいいし、新幹線もあるので、もう少し人が入ってもいいですよね
若いニーチャン＆ネーチャンで賑わう北アルプスもいいですが、シルバー紅葉世代に優しい東北は、まさに春山天国。
復興支援の意味合いも込めて、ヤマレコユーザさん達に見直して欲しい地域ですよね！！
最近はリフト券付きのスキーバスや温泉宿泊パックもあるので春の雪山歩きにはぴったりだと思います
ihara1990さん、水戸ですか。それで会津方面にも詳しかったんですね。
福島、会津の山は、私のところからは日帰りはむずかしいので、時間がとれる身になったら、ゆっくりとした予定で入り込みたいと思っています。
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