香りの決めてになるヨモギは、奥多摩の標高600mほどの日当たりが良い場所で採集しました。 このあたりは山桜が散り出したばかり。
ヨモギは背丈が10センチほどで、まだやわらかい若芽の風情です。
ヨモギ摘み、開始!
子どもたちも熱心に摘み始めました。
気持ちがいい天気。30分、40分と摘み続けても、他に気が移らない子どもたちは、今までに見たことがない、根気強さです。
リン坊は「この葉っぱがぎざぎざなのが、よもぎなんだと。こっちのは違うよ!」と話しかけてきます。
私は、一番身勝手に、あちこち動き回り、シドケやコゴミなどの撮影へ。
十分なヨモギを摘んだところで、みんなでお握りで軽い昼食。
それから、沢を上流に登って、イワナの泳ぐ姿を見たり、滝のそばで、葉ワサビを見つけたりして、遊びました。澄んだ沢の水がきらきら光って流れ、気持ちいい。
さて、下降です。エイ坊は、パパと一緒に壁状の斜面を下りようとし始めたので、用意がないのでこれは止めさせました。
リン坊、エイ坊のパパは、tanigawa爺と、むかし、こんな体験もしていたので、本能がうずいたのかもしれません
http://trace.kinokoyama.net/kanto/sakasagawa-99.htm
今の時期の沢は、虫もいなくて、いい気持ちでした。
家に帰り、さっそくよもぎもち作り。
*よもぎを茹でると、濃いよもぎの匂いがたちこめます。
水を良く切って、刻んで、フードプロセッサーで細かくして、よもぎの準備はOK.
*白玉粉と上新粉を好みの割合(私は餅もち感を出したいので、2対1の比率)でまぜ、水を加えて耳たぶの堅さに練りました。この「タネ」を30グラム前後ずつ取り出し、手にのせて耳の形に湾曲させたものを、蒸し器に隙間をあけて入れます。
なるべく均一に、内部まで、蒸し上がるように。
蒸す時間は粉の量次第。7分から15分ほど。
*これで餅の用意はOK。
大鍋にこのもちと、刻みこんだよもぎを入れ、すりこぎで突きながら、よもぎが均一の混ざるように、混ぜ合わせます。
このとき、熱い餅とよもぎが突かれるごとに、周囲一帯に、濃いよもぎの香りが包まれます。
子どもたちも、「いい香り」。とかいいながら、指をで餅をつまんで食べようとします。
*最後は、丸くまるめる。
水で手のひらを濡らしても、指にくっついて、子どもたちは苦戦。
でも、くっついたのを幸いに、また口によもぎ餅を入れる。
まだあんこをつけてないのに、子どもも熱い香りのいい餅には我慢できない様子。
4つの皿が、いろんな大きさのよもぎ餅でいっぱいになり、みんなでつぶ餡と、さらに黄粉をかけたりもして、食べました。
よもぎ餅!
美味しそうですね!
お孫さん達も楽しそうです。
長男の大好物なので、作りたくなりました。
mitugasiwaさん、桜の開花と満開は岩手県はあと1週間後ですから、よもぎはそろそろ採集できる時期に入ってきてますね。
よもぎ餅(よもぎ団子)は、私がまず食べたくて先に計画していたら、息子ファミリーが乗ってきました。採集も、作っているときも、良い香りにつつまれて幸せでした。
子どもが丸めたよもぎ餅も、私がやったのも、大きさが不揃いで、皿に並べると楽しい眺めでした。
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