28日以降は天気が崩れる予報が出たので、夕方、急きょ、1回目の燻煙をすることにしました。
燻煙材には、サクラやナラなどが一般的です。私は、丹沢の知り合いの庭の枝打ちで廃棄されようとしていたサクラの枝を車に積んで、持ちかえっていました。車庫の屋根裏(車庫は自家製なので、いろいろ収納力があります)で2年、乾燥させたもの。
写真は、そのうち短い枝の1本です。
これをナタでチップにして、使います。小さな電熱器の上に、小さなパエリア皿をのせて、チップを燻します。
このほかに、低い温度で燻製をする(冷燻)の場合のために、スモーク・ウッドといわれるおがくずを固めた燻煙材も使います。
スモーク開始。(写真は、扉を開けて撮影)
紅サケのほかに、スルメイカ、ほたて貝柱、チーズ、シシャモも、道連れにしました。
スモークは、6時間。
その後、夜空のもとに再度、風乾。
27日朝、いったん、冷蔵庫にねかせるために、収容しました。
香りがたまりません。いい色に変わってきました。
今夜、いま一度、スモークをする予定です。
はじめまして
シリーズ楽しみです。
少し香りが届きそうです、完成がまちどうしいですね
ダンボールで作ったので、試したことがあります
そのときは、イワナ、ハヤ、チーズ、その他さまざま
けっこう、うまく出来ました
このような本格的なら、すばらしい、燻製に仕上がりますね riki
rikiさん、初めまして。
>ダンボールで作ったので、試したことがあります
そのときは、イワナ、ハヤ、チーズ、その他さまざま
けっこう、うまく出来ました
私は、最初の燻製つくりは、北海道の遊楽部(ユーラップ)岳の沢で、流木や立ち木でやぐらを組んで、フキ囲み、下からいぶす方法でした。イワナを利用しました。
http://trace.kinokoyama.net/keiryu/smoke-yagaide02.htm
でも、自宅ではやはりダンボール箱から、始めたんですよ。
自宅でちゃんといぶした燻製は、おいしいですよね。香りがすごいし、自分の体ごと、よい香りにみたされます。
ダンボール箱を2代にわたって使って、次が鉄板製(市販のもの)、いまの改良型が4代目です。これは杉の荒材を使い、収容力もあり、水分の抜けがいいので、気に入っています。
紅鮭の燻製は、温度を高くとも40度以下、できれば30度余りまでに保たねばならず、スモーカーの造りが大事なようです。
前も条件がいまひとつの中、何度かやってきました。
http://trace.kinokoyama.net/keiryu/smoke01.htm
2年前の暮れに、こんどのスモーカーに切り替えてから、出来が向上したように思います。
良い紅鮭だと、風乾しているときに、ポタッポタッ、と、濃いオレンジ色の油がしたたり落ちてくるのです。今回のは、そこまではいきませんが、つい味見した結果では、まずますの出来になりそうです。
経験をもとにした本格的資料拝見しました
ありがとうございました
こんど造る時は参考にします
りんご農家のかたがりんご酢に漬けて、風乾しするとも聞いたことがあります。
朝日連峰の遡行は、八久和川でしょうか、沢山さわが
ありますからね、どの沢も以前はたくさん釣れたそうですからね。 riki
>りんご農家のかたがりんご酢に漬けて、風乾しするとも聞いたことがあります。
酢を使うんですか? いろんな方法があるんですね。りんごの香りがひきたつのでしょうね。
この方法とはまったく別ですが、市販されている多くのスモーク製品(サーモン、ホタテほか)の場合は、実際にスモークしないで、木材から抽出した「燻油」に漬けて調理しているものが多いそうです。
>朝日連峰の遡行は、八久和川でしょうか、沢山さわがありますからね、どの沢も以前はたくさん釣れたそうですからね。
あそこは今もけっこういるんじゃないでしょうか?
ゆったり泳ぐ大きなイワナを眺めつつの、遡行でした。最近は、あちこちでイワナはさらに減ってますので、資源涵養を考えつつ、楽しまないといけないですね。
いま職場の昼休みで書いてますが、今朝も5時起きで燻煙してから出勤してきたので、自分でも体に香りがついているのがわかり、通勤電車の中で、「変わった匂いが漂ってくるな?」なんて、気づかれないだろうか・・・、などと気にしてきました。
今朝やったのは、温燻(60度前後)まで温度を上げた方がおいしい分で、ホタテ、ゆでたまご、紅鮭の頭と中骨部分、シシャモ、スルメイカ、追加で蒲鉾を、スモークしてきました。
紅鮭のスモーク・サーモン用は、冷燻オンリーです。夕べ、また干して、今朝はそのまま冷蔵庫にねかせました。弾力のある肉質になってきました。
今晩は強い雨。紅鮭は、帰宅してから、あと数時間、軽めの煙と低い温度でスモークすれば、ほとんど出来上がりです。
明日29日の午後以降は冬型がもどるので、仕上げの干し上げができそうです。
燻製ですか・・・作ってみたいがガサツナ仙人は食べるだけです。桜の木は薪を切るときに一緒に切ります。薪としては上質の薪なので良いのです。
>桜の木は薪を切るときに一緒に切ります。薪としては上質の薪なので良いのです。
表皮が美しく、椅子づくりなど木工にもいい材なので、業者さんの剪定でどっさり出たなかから「もったいない」といただいてきました。
それを燻煙用にも使っています。
桜は材が堅いので、薪としても、火もちがするんですね。
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