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Yamareco

記録ID: 2054410
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

念願の雲ノ平山荘🏠と稜線満喫3DAYS😊(裏銀座IN・表銀座OUT)

2019年10月05日(土) 〜 2019年10月07日(月)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
30:37
距離
62.0km
上り
5,706m
下り
5,399m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:41
休憩
1:48
合計
12:29
2:19
58
3:30
3:30
10
3:40
3:40
9
3:49
3:58
25
4:23
4:23
78
5:41
5:41
44
6:25
6:53
7
7:00
7:00
124
9:04
9:04
11
9:15
9:30
24
9:54
9:54
4
9:58
9:59
46
10:45
10:48
30
11:18
11:39
28
12:07
12:08
26
12:34
12:43
23
13:06
13:06
6
13:12
13:12
28
13:40
13:45
11
13:56
14:00
26
14:26
14:34
14
2日目
山行
9:15
休憩
2:21
合計
11:36
2:54
44
3:38
3:38
45
4:23
4:51
24
5:15
5:16
42
5:58
5:58
54
6:52
6:52
8
7:00
7:25
26
7:51
7:51
26
8:17
8:17
31
8:48
8:48
50
9:38
9:42
46
10:28
10:54
19
11:13
11:24
5
11:29
12:05
32
12:37
12:40
56
13:36
13:43
47
3日目
山行
5:21
休憩
1:36
合計
6:57
2:53
30
3:23
3:25
40
4:05
4:05
21
4:26
4:48
31
5:19
5:30
7
5:37
5:37
7
5:44
5:54
14
6:12
6:12
53
7:05
7:06
13
7:19
7:22
28
7:50
8:26
7
8:33
8:33
13
8:53
8:54
10
9:04
9:07
10
9:17
9:17
12
9:29
9:31
7
9:38
9:38
12
天候 1日目:☀☀☀
2日目:☁時々☀
3日目:☁
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
◆初日(自宅〜七倉山荘)…自家用車
◆最終日
(中房登山口〜穂高駅)…乗り合いバス(1,700円)1日5便、所要時間55分
(穂高駅〜信濃大町駅)…JR大糸線(330円)、所要時間30分
(信濃大町駅〜七倉山荘)…タクシー(6,310円)、所要時間45分
その他周辺情報 ◆登山後はバス時間まで余裕があったため、登山口にある中房温泉へ(750円)
 中の食堂でカレーやうどん、そばも食べられます。
予約できる山小屋
七倉山荘
とうとう着いたぁ〜😊
2019年10月05日 14:56撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
1
10/5 14:56
とうとう着いたぁ〜😊
撮影機器:

感想

「日本最後の秘境」と言われる雲ノ平。
その中にポツンと建つ雲ノ平山荘の最終営業
日が迫る最後の週末にやっとお天気が良さそ
うということで久し振りにロングな稜線歩き
も交えて念願のお泊まり山行へ。
(以下、長文です。<m(_ _)m>)

<DAY1>゜*。,。*゜*。,。*゜*。,。*゜*。,。*
深夜1時起床。
前日、仕事から帰ってきて仮眠程度の睡眠も
全然寝付けず寝不足のまま車で七倉山荘へ。
さすがにもうオフシーズン。10台程度しか
停まっていない。
今夜はもう台風の影響も残って無くて、綺麗
な星空を見ながらトンネルと道路を5kmくら
いテクテク歩いてダム湖へ。
濁沢のよく流されてしまう橋を暗闇の中慎重
に渡る。😱

いよいよブナ立て尾根の標柱から裏銀座スタ
ート!5月末の怪我以来久し振りの本格的な
縦走。
足首にはまだ不安があるので小屋泊まり装備
にしたとはいえ、ビバークも想定して結局重
たくなってしまった。

寝不足のせいでブナ立て尾根の急登はペース
が上がらず、三角点より上で御来光を迎える。
それでも御日様の光🌄を浴びると気分⤴⤴
稜線前の急登を乗り上げ、ほぼ予定時間に烏
帽子小屋に到着して、ここで☕ブレイク!
小屋の方とちょっとお話しすると、ちょうど
同じ雲ノ平へ向かう3人グループがいるとか。

小屋前にはお気に入りの「赤牛」いつもなが
ら素晴らしい景色。
体調も何とか良くなったのでお楽しみの稜線
歩きへ。
三ッ岳を越えて水晶が顔を見せる地点で単独
の方と立ち話。登山者が少ないとなぜか声を
掛けたくなってしまうんですよね〜😁
この方は竹村新道から湯俣経由で下山すると
のこと。無事渡渉できたかな?

稜線は日差しは暑いくらいなのに西からの風
がめっちゃ冷たくレイヤリングに苦労した。
なだらかな野口五郎岳への稜線を越えて山頂
で一休み。ここで小屋に居てきた3人グルー
プの方達が追い付いて来て写真📷を依頼され
てパチリ。

ここから竹村新道分岐までは気持ちの良いト
ラバース道。サクサク歩いて今度は水晶小屋
までの険しい道のり。GWに来たときは雪稜
が綺麗に出来上がってて歩き易かったけど、
夏道はアップダウンや岩場、ザレ場と結構な
難路。それでも前に進めばいつの間にかもう
営業終了した水晶小屋に到着。
疲労もそれなりに溜まって来たので山頂は
迷ったけど、重荷をデポしてピストンするこ
とに。
途中、行き違いで元気な女子2人組と出会い
こっちも元気をもらえた。😊
軽身なのであっという間に山頂へ。既に単独
の方が寛いでいたのでサッさと📷を撮って下
山。小屋で荷物を詰めて岩苔乗越へのトラバ
ース道へ。
岩苔乗越まで来るともう山荘まではあと少し。
祖父岳への登り返しも苦にはならず、木道に
足を乗せると、
「やっと、来たんだ〜😊」
気分は晴れ晴れ♫
で、ついでに離れたキャンプ場の水場で水を
汲んでから山荘へ往こうかなと寄ってみたら、
ホースから水がでていない。。。
「どういうこと?」
せっかく来たけどまた登り返して、ようやく
1日目、念願の雲ノ平山荘🏠に到着〜😃
中に入って受付、寝床に荷物を置いて2階の
テラスで水晶を眺めながら、
「お疲れ🍺かんぱ〜い!」
山荘の中は落ち着いた雰囲気で宿泊者も今日
は6名とゆったりできる心地良さ👍
夕食は石狩鍋。好きなだけ取って食べて。
夕食後スライドショーが催されたけど、明日
の行程もロング。
長野の地🍺よなよなエールを飲んで早めに
就寝Zzzzzz。。。


<DAY2>゜*。,。*゜*。,。*゜*。,。*゜*。,。*
1時30分📱のアラームで起床。
全部荷物をもって1階の休憩室に降り、昨日
夕食後もらった大きなおにぎり2個が入った
朝弁当をゆっくり食べる。
心配した天気は今日も星⭐が見えて一安心。
できればもう一泊したいくらい。

暗い中足元に気を付けて木道をゆっくり目に
歩く。もちろん、この時間帯に行き違うこと
もなく、急登のガレ道を降って黒部川源流の
渡渉地点へ。
水量は多くなく飛び石伝いで濡れずに超える。
この後暗くて分岐を間違えてワリモ方面へ向
かってしまい時間を無駄にしてしまったけど
GPSで確認して直ぐに復帰。
空が明るくなってきたころに三俣山荘のテン
場に到着すると一気に人気が増えてきた。
三俣山荘もまだ営業中だし、この後の双六小
屋も営業してるせいかな。
テン場を少し上がった所で☕ブレイク。
何組も登山者が三俣蓮華方面へ登って往く。
御来光タイムは既に過ぎてるはずなのに、
東の空に☁が掛かっていて微妙なオレンジタ
イムになっていた。
歩き出して直ぐ東の方を見たら、雲間から御
来光🌄が。
「やったね〜😊📷」
やっぱ、御来光見れると見れないでは1日の
気分が全然違うもの。

双六小屋へは予定では稜線ルートだったけど、
ちょいと楽して巻道で往く。
途中、軽装な単独の方が自分とペースが同じ
位で抜いたり抜かれたり。
良いペースメーカーになってくれた。
双六小屋もそれなりに登山者が居て、ここで
大休止。朝からおでん&☕で😊

天気はすっかり☁がちになってしまった。
でも、まぁ雨が降らないだけまし。
所々紅葉🍂で色付いた西鎌尾根。
稜線歩きも苦にならず返って調子が出てきた。

右側に飛騨沢のジグ道が見えてくると、もう
肩まであとちょっと。
ここからの登り上げは酸素が薄くなってくる
ので息が苦しい。ゆっくり息を整えて最後石
段を登って稜線に乗り上げ、4年振りの槍ヶ
岳山荘へ。
荷物を置いて早速中の食堂で🍛&ホット🥛
で食事休憩。
休憩後、軽身で山頂へ。梯子場でなかなか先
行者が進んでくれなくてヤキモキ。
サクっと山頂に登ったら、狭い所にいっぱい
だったので下山渋滞を避けて速攻下山へ。
「まぁ、ガスってたし、いいかぁ」ってこと
で。

槍の肩から今後は東鎌尾根へ。
4年前に一度歩いてるとはいえ楽なルートで
ないことは分かっている。
東鎌尾根も所々紅葉🍂していてルンルン♪
気分で登ったり降ったり。
北鎌への進入路である水俣乗越付近では、ヘ
リが北鎌沢あたりを何度も往ったり来たり。
「もしかして、遭難者の捜索?」
しばらくして遠くへ離れて往った。

鎌尾根の最低鞍部からはいよいよ西岳への見
上げるような急登が始まる。
上部は梯子場のオンパレード。
さすがに最後は肩で息を付く位へバッた。
ヒュッテ西岳のエンジの屋根が見えると、
「もう、今日はお腹いっぱいだぁ。。。」

小屋で受付すると
「ここは小さい小屋だし、小屋締めするから
予約者しか受け入れない。」と言われ、
明日早出すると言うと
「2時間で大天井ヒュッテ往けるから、そっ
ちへ往ってみたら。」
さすがに雲ノ平から来たのでこれ以上はキツ
イし混んでるんですか?って聞いたら、
混んではいないということだった。😣

気を取り直して東の常念を眺めながら🍺で今
日の御慰労。今日も夕食を食べて早めに就寝
しようとしたら、後から来た台湾人(中国語
圏)?のグループが騒いでいて寝付けず。
「なんだかなぁ〜」
結局、仮眠状態のまま起床時間を迎える。


<DAY3>゜*。,。*゜*。,。*゜*。,。*゜*。,。*
最終日。
深夜1時30分に寝床を離れて外のベンチで朝
御飯、と言っても弁当とかは無かったので手
持ちの食材と☕で軽く。

天気は嬉しいことに⭐空。でも、予報では
午前中いっぱいしかもたないらしい。
外はかなり冷え込んでいたので、温まるまで
ジャケットに薄いバラクラバ、グローブも装
着。
なだらかな稜線をヘッデンで歩いていると、
常念方面にもヘッデンの灯りが1つ、振り返
って後方にも1つ、
「こんな深夜に歩いてる人がいるなんて。」
なんか嬉しいというか、心強いというか。😊

ビックリ平、貧乏沢への下降点を通過して、
1時間半で灯りの付いた大天井ヒュッテに到
着。先はまだ長いのでここで☕ブレイク。
さぁ、ここからは表銀座。
まだ未踏の区間で岩場のトラバースを慎重に
歩き、山頂登り上げルートにスイッチする頃
には夜が明け始めた。
大天荘に到着すると、周りはすっかりガス☁。
今日も御来光を期待したけど、これは無理か。
そこから10分程の山頂も展望ナッシングで📷
を撮って直ぐにUターン。
大天荘でドリップ☕をいただいて、最後燕山
荘までの稜線歩きへ。
この稜線ではたくさんの登山者と行き違った。
驚いたことに半分くらいは台湾人(中国語圏)
?じゃないかな。

良く整備されたザレ道を辿って燕山荘へ到着!
天気は今にも降りそうな雨雲とその切れ間から
☀が覗く。
ガラガラの燕山荘の喫茶ルームで優雅にホット
🥛とソーセージ(これが美味いっ!)

ゆっくり休んで、最後の合戦尾根はもうよく整
備されているのは知ってるし、久々にスピード
下山にチャレンジ!
途中、合戦小屋やルート上に登山者がたくさん
居る居る。しかも上がって来る方も何十人も。
「裏銀座とはえらい違いだ!?」

下山口の中房温泉に無事到着。でも1本早い乗
合バスには間に合わなかった。
なので次の時間まで♨入ったり、食堂でうどん
食べたり。

3日間の旅の終わりはバスとJR、タクシーで
七倉山荘に戻って無事終了〜😊
お天気も何とか持ったし、一番は念願の雲ノ平
山荘に泊まれのんびりできたしと、充実した山
行ができました。

「やっぱ、山は良いなぁ。。。😊」


(最後に長文にお付き合いいただきありがとう
ございました。<m(_ _)m>)

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