北アルプスほぼ全山縦走(途中敗退)


- GPS
- 87:08
- 距離
- 137km
- 登り
- 12,686m
- 下り
- 12,303m
コースタイム
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:12
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:28
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:02
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 7:55
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 6:41
- 山行
- 2:32
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 3:22
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 5:03
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:46
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 4:27
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:28
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:05
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:13
- 山行
- 10:10
- 休憩
- 3:37
- 合計
- 13:47
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
夏のクライマックスの山行として北アルプスの大縦走をしました!
後半3分の1くらいは行けなかったので悔しさの残る山行となりました。
1日目
一ノ沢登山口→常念小屋
初日は10年ぶりの両親との登山。
小屋泊をしたり、生ビールを飲んだり、普段ではしないような山行はとても新鮮だった。
2日目
常念小屋→殺生ヒュッテ
親と別れ1人で槍ヶ岳を目指して進んでいく。水俣乗越にて先輩と合流後、北鎌尾根に行く予定だったが、天候判断により中止、ノーマルルートでの槍ヶ岳に変更となった。
東鎌尾根を進んでいき、もう少しというところで槍ヶ岳山荘のテント場がいっぱいという情報が…
仕方なく殺生ヒュッテまで下り、行動終了とした。
3日目
殺生ヒュッテ→槍ヶ岳→横尾山荘
朝イチで槍ヶ岳アタックをしたが山頂はガスガス。
どうせもう一回来るからと、潔く山頂を後にし横尾山荘まで下っていく。
横尾で先輩と別れ、涸沢方面に行っていた後輩と合流した。
4日目
横尾山荘→常念小屋
本来、北鎌尾根に行く予定から常念小屋に大量の食料をデポしていたため、それを取りに行く。
横尾からの登りはなかなかしんどかったが、稜線に出て後ろを振り向くと大パノラマが!
体力が回復し、常念の登りもぐんぐんと進んでいった。
5日目
常念小屋→徳沢園
デポしていた装備を回収したのでザック重量は10キロくらい増えてしまう。
ただ、あいかわらず景色が素晴らしいので疲れは吹っ飛んでいく。
蝶ヶ岳を過ぎて樹林帯に入るまでは雲ひとつない大パノラマの下を進んでいった。
そして樹林帯は虚無の下り。
靴ズレが始まりなかなか苦しい下りになった。
徳沢に到着後は、荷物を置いて小梨平の温泉に入りに行った。
6日目
停滞日
休息と日程調整を兼ねて、徳沢にて停滞日とした。
ソフトクリームが美味し過ぎて、1日に3回も食べてしまった。
7日目
徳沢園→上高地→ババ平
上高地にて部活のメンバーと合流し、本合宿スタート。
顧問の先生から差し入れとして3キロのベーコンをいただき、夜ご飯に全て食べた。
8日目
ババ平→槍ヶ岳山荘
朝イチはガスっていて目標となる穂先が見えなかったが、お昼に近づくに連れ雲が流れていき、素晴らしい天気となった。
前半の1番のハイライトである槍ヶ岳を全員で登頂できてよかった。
9日目
槍ヶ岳山荘→双六小屋
西鎌尾根を下り双六小屋に向かって進んでいく。
行動中は常に晴れており、遠ざかっていく槍ヶ岳を見ながら自分たちが確実に進んでいることを実感することができた。
10日目
双六小屋→黒部五郎小舎
この日は1番の絶景で、天空の滑走路や、鷲羽岳・水晶岳などの北アルプス最奥地の山々を全て拝むことができた。
11日目
黒部五郎小舎→太郎平小屋
朝から薄いガスが出ていたので、太陽が出てくると幻想的な景色となった。
初めてのブロッケン現象も見ることができた。
薬師峠キャンプ場は熊出没のため閉鎖されており、その代わりに太郎平小屋の前の広場にテントを張らせていただいた。
12日目
太郎平小屋→スゴ乗越小屋
薬師岳の登りでは風が強かったが、山頂に着く頃には風が弱まり青空も見えた。
ただ、下の方は雲が広がっており、今まで歩いたルートは見えなかったが、遠くに槍ヶ岳の穂先が小さく見えた。
13日目
スゴ乗越小屋→五色ヶ原山荘
越中沢岳までの登りは、思っていたよりも急でしんどかった。
地味な割にしんどい山ランキング上位なのでは?
五色ヶ原に着くと、天気が崩れてきたが、大雨にはならず、降ったり止んだりの天気だった。
14日目
五色ヶ原山荘→室堂→五色ヶ原山荘→平の小屋
室堂の始発のバスに間に合わせるために朝2時過ぎに出発。
順調に行程は進み、無事全員で室堂に到着した。
そこから海を目指すメンバーは五色ヶ原に戻り、黒部湖の方に下って行った。
平の小屋で船を待ち、渡し船で対岸に渡る。
そこから少しいったとことでメンバーが転倒、行動の続行は不可能ということで平の小屋に戻る。
この日はここで一泊した。
15日目
平の小屋→黒部ダム
歩いてる時は途中敗退の悔しさはなかったが、心に穴が空いたような感覚であった。
事故の反省
行動時間が長くなってしまった。
ここまで8日間連続で行動し続けた上、この日は12時間以上行動していた。
ザックの重量も常に30キロほどあり、疲れが溜まり、集中力が低下した中での事故であったと思う。
最後に
今回の山行では、計画から行動、事故対応まで、多くの人に助けていただきました。
この経験を忘れずに、今後安全登山に努めていきたいと思います。
いつかまたリベンジします!
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