キノコ写真家の著者は野糞歴35年、一万回、今世紀に入ってからは一度もトイレでやっていないそうです。
尻を拭くのに適した植物の紹介がありがたく、フキ、ヨモギ、ミヤコザサは裏面の繊毛が心地よく、ひまわりの葉などはまるでビロードのような特級品らしい。オオバギボウシは枯れ葉になると尻なじむ。ウルシも赤く紅葉したら危険ではなくなるらしい。こういう葉はその時近くで探すのではなく、見つけたらポッケに入れておくそうです。焚き火のたき付けと同じです。ティッシュ持たずに葉っぱを持ちます。
百名山などヒトの多い山では道沿いに行儀の悪い野糞あとなどがありますが、正しい野糞のなんたるかを知るべし、知るべし!
両足のかかとのちょうど真ん中が落下地点だそうで、それをおぼえておくと直径20センチ深さ10センチの穴にストライクできるそうです。あらかじめ用意しておいた葉っぱで粗拭きして、小瓶に入れておいた水でインド式に洗います。その具体的洗い方が詳しく書いてあり、すばらしいの一言。
巻末には袋とじのウンチカラー写真ページあり。昔のエロ本みたいにドキドキしながら子供とオピネルナイフで開きました。
僕もいつか、他の誰も書かない、経験に裏打ちされたこんな本を書いてみたいものです。
http://special.yamakei.co.jp/noguso/book.html
やった〜一番乗りの拍手ですね
この日記を読んで、この本をすぐに買おうと決めました。
うちの息子はお腹が弱く、
登下校中に急激にうんこさんがやって来て
草陰で野グソ・・・ってことがたまにあるらしく、
ティッシュを持ってないときは葉っぱで拭くのだそうで・・・。
仕方がないとは言えお行儀が悪いので、
親子でそのご本を読まなければ!と思ったのでした。
・・・一番乗りにふさわしいお方の拍手でした。ありがとうございます。
僕も登校途中に我慢ならなかったことありました。小3の春、1973年4月6日のことでした・・・。大人だってそういう不測の事態はあり〼。
昔、タイ北部のトレッキングにいったとき、泊まった村人に「トイレどこですか?」と聞いたとたん自分でも愚問だとしまったと思いました。
相手も馬鹿馬鹿しい質問にびっくりしてましたが、笑顔で「周り全部トイレです」
そうは言っても、どこでしようか?白人女性のツアー客がもどってきた方向の野原に可愛らしい赤い仔犬がたくさん⁈
白人の出したばかりの新鮮なものを食べてました…
私にも無邪気な顔で、早く餌くれ!とゆう感じに周りに群がり落ちついてできず、はたまた、仔犬に食べさせるほど、身体にいい品質のもの出す自信なく。
この村人は人間も質素な物を森から採取してきて調理していて、犬はペットでなく貴重な食料。親はいなかったから大きくなれば食べるのかと。人間の出した物を食べて大きくなれば人間が食べてとゆうサイクルを目の前で見て、ツアー客はガイドに持たせてるパンやラーメンを食べるのですが、申し訳ない気持ちになりました。
初めて「トイレどこですか」って、山で聞かれたとき、タイ北部人の気持ちでした。最近はトイレのある山は珍しくないかもしれませんが。
山ではどのくらいの時間で糞ではなく土になっていくのか?追跡調査も書かれています。
想像を余るような凄い本だろうとは思います。
若い頃、エジプトのカイロに半年住んだことがありますが、トイレは穴ひとつの水洗でした。ストライクゾーンは常に計算していました。紹介文のストライクゾーンのご説明で成程と思いました。
私は腹が冷えると緊急事態発令で今まで何度非常事態になったか分かりません。一冊の本が出来るほどです。渋滞の高速の路肩とか、ソフトボールの審判中とか…。
ただ最近はウォシュレットに慣れ過ぎたために私のあそこは軟弱な水戸○門さんになっています。そのためにトイペで吹くのも違和感があります。海外でウォシュレットがないと結構きついです。山でもきついです。そういうことですので葉っぱで吹いたら恐らく最悪な状態になってしまうと想像します。ただ、その手の話は面白いです。昔の厠の近くにはイチジクの木が植えられたそうですが、そういうことなんでしょうね。
正直なところ、山ヤの連中はこの手の話は有り余るほど持っていると思います。yoneyamaさんもそうだと思います。冬の3千にベースを張る人はトイペ50センチルールがあったそうです。それほどシビアな装備管理なのに何故か担当はメジャーを持っていたとか。私はそれを聞いただけでビビってしまい紙消費の大きい私は隠し紙を持参せねばなりませんでした。まさに紙は神様です。
そういうことで興味100倍ありますが、たぶん読むのは当分先になるかと思います。
ちなみに、私の日記で「ねる・くう・ひる」の座学を予定しているのですが、タイトルが同じようなので驚きました。
そういえばうちのじーさまは
たまに肩に両天秤で
畑にかついで行き、撒いていました。
肥え溜めというのもありましたね。
(見たことは無いけど、漫画とかで知った?)
人にとってもごちそう?
「ペンション きのこ」という宿が菅平の奥にあり、ここに伊沢さんら、きのこの神々が集まるという話を、この宿に泊まったあとで、本で知りました。
小林 路子さんというきのこ絵の作家の本でした。
彼女も、地べたに腹ばいになって、きのこの絵を描き続ける方なのですが、伊沢さんは、野ぐそが生きがいというようなことを書いていました。
一つの道を究める人というのは、その生態も、興味がつきない気がします。
私は、子どもの頃、野ぐそは、いつものことでした、
農村地帯の川や野原でしたから、葉は、桑の葉が一番、入手しやすかった。毛ばい葉は避けていたし、じっさいにいま一つの使用感でしたが、大人にはいいのかも。
でも、光沢のあるフキの葉は使いました。
イタドリやギシギシの大きな葉も使いました。
でも、それらはあくまで代用で、気分良かったというまでの境地は未踏のエリアです。
ミュレンさん
21世紀の日本にあっては、ヲシュレット中毒ですね。海外で久しぶりに紙オンリーになると、うまく行かなくなっちゃっていますね。中国からの旅行者で、日本に来て一番感激するのが、どこに行ってもきれいでシャワーの出るトイレだとおっしゃいます。
サクサクさん
うちも1977年秋の下水道化以前は、じいちゃんが天秤棒で庭の畑にやってくれていました。我が家のことなのに、遠い昔の遠い国の事のようです。日本は変わってしまったのだなあ。
タニガワさん
やっぱり伊沢さんはキノコ界では名のある人なんですね。小林路子さんの絵を見ると、やはり植物同様、絵は写真以上にわかり易いです。きのこ絵本といえば、最近山梨県のイラストレーターで少女系きのこ図鑑というのを描いた人がいて、買ってしまいました。漫画のような画集です。
正論を正論として実践する人は、人として偉い。
・・と感じました。
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