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出版元は岡山市にあるようです。
http://www.kibito.co.jp/
http://www.kibito.co.jp/kikan/978-4-86069-207-0.html
いまのところ、中国山地などの低山の地図にかぎって出ているそうです。(写真)
が、春に「高尾山」が出るとのこと。このニュースは、12月の読売新聞と、山の雑誌とで報道されたそうで、私は今朝の「日経」で初めて知りました。
地図の制作にあたっているのは、労山の守屋益男・元会長らで、ロードメジャーを転がしてメートル単位で登山道を実測。「高尾山」に盛り込む巡視路なども総勢20人が20日間かけて実際に踏査して、標高差や目標物なども入れて地図化しているとのことです。
「高尾山」の地図に書き込まれるのは、なんと50ルート。
全長8240mの巡視路(第二の全山縦走路?)
板当峠ルート
城山の城跡周遊コース
ヤゴ沢コース(景信山の作業道ルート)など。
もちろん登山道も。
3月発売だそうです。
登山者有志らによる、現地の協力を得た、詳細地図作りというのは、いい方法と思いました。
奥多摩、奥秩父、上越方面なども、ぜひ広げてほしいと思います。
協力者の方でヤマレコを見ている方がもしおられたら、こんごの制作・踏査情報なども教えてほしいと思います。
tanigawaさん、こんにちは。
有志による登山地図作りは素晴らしいですね。
毎年発行されている割には内容は殆ど見直されない昭文社の山と高原地図を見ていると本当にがっかりします。
高尾山の次は是非丹沢を調査して欲しいですが、もしそういうボランティアを募集していたら是非参加したいものです。
MATSUさん、なるほど丹沢も、そういう地図がほしいところですよね。
私はトレーニングで北丹沢の知り合いと、登山道以外の踏み跡をよくまわったりします。彼は頭に入っているのだけれど、立派なものでも地図にはない。ハンターや森林組合の人たちが使う道が入り組んでいて、わかりにくいエリアと思います。
道志も、送電線の巡視路に、登山道が間借りさせていただいているようなところが、多いですね。
ハンディGPSを使って個人的にあちこち、自分のルートを開拓している人もいるかも知れません。この地図がGPSとさらにタイアップしたら、おもしろい登り方ができると思います。
「道迷い遭難を少しでも減らしたい」というのが刊行の目的だそうです。登山道をたどるには、入り組んだ他の道の表記も確かに必要。
大きくない出版社のようなので、全国各地にまでいくのは、むずかしそうですが、高尾山の売れ行きで大化けもあるかもしれません。
ルートは、既刊のものでは、次の区分だそうです。
A…よく整備された小径。
B…整備不十分で両側から草が脚に触れるような小径。
C…小径が消えかかりルートファインディングが要求される径
です。
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