もっと精密なデータがないかと調べたら、ありました。
国土交通省の防災情報提供センターの、リアルタイムの雨量データです。
数段細密なデータを、HP上に掲示しています。
関東地域は、このページ。
http://www.river.go.jp/nrpc0302gDisp.do?mode=BOSAI&areaCode=83
ここから、たとえば群馬県の奥利根地域の雨量を調べるときは、
利根・沼田地域を、クリック。
このエリアだけで、50箇所もの雨量観測地点が表示されます。
この中から、例えば、ナルミズ沢の水量の程度を知るには、
「宝川」をクリック。
今日(13日)の累積雨量は、0ミリ。
前日(12日) は、3ミリ
とわかります。
ここで「過去データへ」をクリックすると、
3日前(10日)から、昨日(12日)までの累積雨量がそれぞれ、わかります。
合計すると3日間で14ミリ、今日をいれても、14ミリ。
直近は、きわめて少雨であったことがわかります。
あの沢は3日もあれば利根川本流まで雨は流れ下りますから、連日の少雨で、目下、かなりの渇水状態であることがわかります。
これにたいして気象庁のアメダスデータでは、観測網はずっと粗いものの、過去のデータを月ごと、日ごと、累積でずっと以前までたどれますので、今回のデータと総合すると、今年の関東各地の少雨・乾燥の中期的な傾向が把握できます。
http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-38730
今回、紹介した国土交通省の防災情報提供センターのデータは、細密に、そして直近の模様がリアルタイムでわかるのがミソ。
きのこのメッカで、いまやはり極度の乾燥が続いている富士山周辺エリアでは、
山梨県東部に 23地点。
富士五湖地域に 15地点
の観測地点があります。
私がきのこ探索に入る沢や山の峠も、家でピンポイントで、山の湿り具合をさぐることができます。
ふもとのアメダスデータでは降ってなくとも、昨晩あたり、少し降ったことがわかりました。
多くの方が入山する連休は晴れて、それ以外は3日にいっぺんでいいから、たっぷり降ってくれないかなあ。
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