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札幌から来たカミさんの母上といっしょに長野市の善光寺に今月初めに参拝したのですが、駅から善光寺へのまっすぐな参道を歩きだしたところに、信州らしいお菓子屋さんがありました。
利久堂というお店。杏のお菓子という掲示に魅かれて、間口4間ほどの地味なお店に入りました。
気に行った1つは、「あんず姫」。
杏の生の果肉をゼリー状に練って、最中で挟んでいます。
いままでは、より広く販売されている「みすず飴」というゼリー菓子を購入したりしてきました。しかし、この「あんず姫」は、杏そのものを濃縮して仕込んだ味わいがあり、風味が良い。
帰京して職場で味わってもらったら、反応上々で、あっという間に食いつくされました。
12個578円! 値段も清々しいものでした。
もう一つは、「ゆきげ杏」。こちらはもっと杏の味が濃厚。
信州の杏の里では、干し杏を作ります。それを刻んで、練って、水気をさらに飛ばし、雪のようなやわらかい砂糖をまぶしています。
だから味は濃いし、口のなかでゆっくり、ゆっくり溶けだすので、杏の味を長く楽しめます。
日持ちがよい「あんず姫」よりも、さらに日持ちがいいお菓子で、珍しがられると思いました。
こちらは自家用のみ購入。1袋578円。
これからの季節、山には干し柿を、行動食に持っていったりしてきましたが、杏のお菓子も、ビタミンがとれるし、口がさわやかになっていいな、と思いました。
宿に戻って探してみたら、長野駅の土産物店にも、比較的目立つ場所に置いていました。
利久堂
http://www.rikyudo.com/
長野市問御所1250-3 (中央通り店は長野駅から300mほど)
私のアパートの前の家に、桜が終わった頃に花を咲かせて、実をつける大きな木があります。早朝、道路に落ちてる実を拾ってこようと思っているのですが
よく名前を聞いたり、写真を見ますが
食べた事ありません
今度長野駅に行ったら買ってみようか思います。
親戚が杏地帯に住んでいるので、
シソ巻きを頂いたことがありますが
とっても美味しかったです。
しかし、地元産の物は中々手に入らないですね。
たまにスーパーで売っている安い干しアンズを買って
ウーロン茶に漬けたりしますが、
だいたいトルコ製です。
アラゲンさん、
>早朝、道路に落ちてる実を拾ってこようと思っているのですが
収穫や手入れをしない果樹が、私の近所でも見られますが、そいつは実が大きくなるものなら、もったいないですね。
杏は、疲れが癒される味がしますね。
sakusakuさん、そうですか、地元産だとこの値段では無理なのかもしれませんね。
うちで季節に仕込むジャムに使う生の杏は、1キロ600円とかします。
ウーロン茶に漬けると、そのまま湯で割って、杏のお茶になるんですね。
善光寺近くに20代の頃住んでいましたが、その頃は和菓子など視界の外で、このお店残念ながら記憶にないです。でも北信、東信には杏どころがあって、春など一面の花できれいでしたね。
干し杏といえばカラコルムのバルトロで登山の帰り、シムシャール村で、干し杏を村中の人達が買わないかと売りに来て、長期登山あとのビタミン不足の身だったので、これをたくさん買って食べ過ぎておなかを壊しました。それほどおいしかったです。半ナマでむしゃむしゃ食べられて、おいしかった。
yoneyamaさん、杏はユーラシアでもいろんな場所で人の心を和ませているんですね。気がついたらお腹をこわすほど食べちゃったのでしょうか。体が求める甘酸っぱさと香りで、手も口も止まらなかったんですね。
長野市にも住んでいたのは、うらやましい。
松本とはまた違った雰囲気の山々に囲まれる、本邦を代表する山岳都市ですね。
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