また、山の花の撮影でも、花の奥の雌しべを写し込みたいときに、ちょっと補助光がほしいことがある。
それで、以前に、きのこ撮影用に、こんなごく小型のライティングの小物を紹介しました。
http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-25435
きのこの柄の暗がりを明るく写すライティングの小物
この超小型ライトは、重宝してきましたが、撮影用語でいう色温度が、低く、オレンジに発光して被写体が白っぽいときには、黄色みがさしてしまうのが難点でした。
そのときは、白いポリ袋をかぶせて、光源としたりしました。
その後、世間ではデジカメでの動画撮影がいっそう一般的になり、LEDのいろんな撮影用ライトが普及してきました。
今年から導入したのが、写真の四角形の補助ライト。3500円くらい。
LEDを30灯ほど並べてあります。
色温度も5000度余りで、自然光により近く、被写体を撮影できます。
接写などの場合、よりありがたいのは、発光面積が広めなので、被写体に影やムラができにくいこと。
きのこのカサの下で暗がりになってしまう柄や根もとの様子も、この補助光を使うと、より自然に写し出すことができました。
ライトの明るさは5段階で調節。
背景の明るみを生かしながら、被写体もひきたつような情景を、工夫できます。
使用は、写真のように、小さな三脚にセットしてもいいですが、きのこの場合は地面すれすれなので、地べたに置く場合がほとんどです。
ストロボ用のシュ―が付いているので、カメラにセットして、花なども写せます。
きのこは、良い姿のものや、希少なものに出合えるチャンスは稀なので、そういうときは、この補助光を使って、よりいい条件の写真を記録したいと思っています。
この補助光を使用したきのこ写真の記録は下記に。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-352893.html
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-357100.html
tanigawaさん、お早うございます。
これはヤマノートのネタになりますね。
はじめまして
いつも記録を拝見しています。いつも綺麗な写真を撮影されてると思ってましたが・・・裏ワザを使用してTのですね。
fireboltさん、普通のLEDライトやヘッデンは、青みが強く出て使えませんが、この撮影用は大丈夫な波長です。
タバコの小箱(私は吸いませんが)くらいの大きさで、胸ポケットに収まります。
yasuo12さん、私のフィールドと、ほどほどに近いですね。
きのこは、形態的にも進化が途上なので、同定は限られた情報ですすめるしかありません。
暗い場所になりやすい、ヒダや柄の様子はしばしば決めてになるので、写真で記録するには、自然な光のライトはありがたいです。
写真は、傘や柄の表面の性状や色合い、風合いまでしっかり記録・保存できるので、とても大事だと思います。
こんばんは☆
これ、購入したいと思います!!
良いものを教えていただきありがとうございました!!
これで、雨の日のお花撮影も嫌にならずに済むかも…しれません
Springさん、色温度が5300度くらいで、30から48灯くらいのものが、いろいろ出ています。この色温度が選ぶ際の基本条件です。
カメラ屋さんに、数タイプ置いてます。
「カメラ LEDライト」でアマゾンあたりで検索すると、いっぱい出てきます。
1)登山シャツのポケットにすっぽり入る程度の小回りが利き、
2)30から40灯くらいで、
3)単三電池が使え、
4)数段階の光度調節ができ、
5)一眼レフのストロボの取り付け部にセットでき、
6)ミニ三脚にもセットできるもの、
あたりが、使いやすいです。
高くても4000円前後。
ライトを使っていないように見えるくらいの、光の入れ方で、実は要所が写し込める、というのが、使い方としてはいいのでしょう。
以外に、明るい光が入る森で、きのこの下半分が、強く影が出るので、そういうときに最大光量で使ったりします。
斜面でライトだけで接地・固定するときは、細い金属ペグを立てて、ライトの背もたれにすると、安定します。
私も試行錯誤中です。
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