私がヤマレコに参加して初日記を書いたのは、2007年12月のことでした。もう6年もお世話になったことになります。
この場でつながっているみなさんと、主催者のmatoyanさんのご苦労にあらためてお礼を申し上げます。
アクセス数の経緯を見て感じるのは、ここにもヤマレコの成長・拡大ぶりが表れていることです。
私自身のメモから、10万カウントごとの達成のテンポを見ると、最初の10万アクセスの所要期間に比べ、速度は徐々に上がり、現在は2010年まで最初の期間の10倍近い速さになっています。
10万アクセス毎の所要期間
期日
20071224 初日記
20100922 100000 2年9ヵ月
20110706 200000 10ヵ月
20121015 400000 7・5カ月
20130424 500000 6ヵ月
20130929 600000 5ヵ月
20140118 700000 3・7ヵ月
私の日記自体のアップ数は、この2年ほどは減少気味なのですが、それでもテンポが上がっているのは、以前にアップしてきた日記もふくめて、訪問していただく方がいるからでしょうか。
ログインして訪問されるメンバーは、「訪問者」に示されます。それとアクセス数を比較すると、ログインしない方、ヤマレコ外の人が、20倍から30倍も多いことも特徴です。
ヤマレコの輪の拡がりとともに、それを大きく超える外からのアクセスの拡がりとを感じます。
ヤマレコそのものへの総アクセス数も、はるかに大規模になっていることになります。
いろいろな情報、登山の楽しみ方とノウハウ、登山の危険と安全の心構え、装備など、ここで語り合われることは、たとえば数十万人規模の登山者らに、なにがしかのサポート、影響、よろこびを広げ、影響しあうものとなっている気がします。
最近もそういう角度から、この場でアップされる登山にかかわる情報や技術、危険と安全の問題での心構えなど、質と正確さへの努力について、大事な問題が日記にアップされました。
ヤマレコは、大いに楽しみ合う場であるとともに、登山者の世界では客観的にはそういう影響を及ぼしうる場になってきています。ときには率直に指摘し合うことも必要になる。そんなことも考えながら、参加されているみなさんと、一歩一歩前進、向上の努力をすすめて行きたいと思います。
トップページの右下のアクセスというところからいくと
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/ga.php
グラフが出て来て、驚きますね。
yoneyamaさん、初めて知りました。こんなデータが集計されていたんですね。
大ざっぱにとらえると、
ヤマレコには、1日45000人のアクセスがあり、全コンテンツへのアクセス数は1日40万件に及ぶ。
私のコンテンツはこのうち1日1000件弱ですから、ほんの微々たる水準。
でもそれらがユーザー全体の活動とコンテンツに合わさると、大きな存在になる。
ヤマレコは、登山という分野のサイトでは、屈指の広がりと影響力を持ちつつあるサイトということになりますね。
同じ集計では、現在の登録会員数は、8万2995人。
私が参加した2007年12月当時は、1067人。
登録ユーザーが80倍にもなったわけですね。
その外にはるかに多くの、ヤマレコから様々な情報を得ている登山者、その他の方々がいることになります。
書いて、集積される内容も、多彩さとともに、正確さ、そして登山の安全にかかわる問題では受けとめる方にも気持ちを向けたとりくみなども必要と思います。
すばらしいですね!
tanigawaさんが残した、
原発・放射能関連の書き込みの功績が大きいのではないか、と感じます。
当初、『・・・についての書き込み、やめませんか?』
などと、(一部の)一方的に世論を煽るやからも現われる中で、tanigawaさんは、知識のない不安な私たちへの情報提供を惜しまなかったと、感謝しています。
今後も、有益な日記を期待します
keisukeさん、私の郷里の福島県と、関東・上越・東北の広域の山岳地帯が汚染されただけに、原発事故の問題は個人的にも、登山者の一人としても、大事な問題と考えています。
3・11当時のリアルタイムの事故の進行の場合は、これは少なくとも数十キロの範囲で避難が必要だったわけですから、人災に属する大災害です。炉心溶融を政府が認めずにきたなかで、この事故の特別の危険に留意し、最善を尽くして避難を迅速にすすめるよう呼びかけたことは、当然のことだったと思います。あらゆる媒体がこの災害に立ち向かう必要がありました。
あのときとくに問題にした「ヨウ素剤」の配布準備は、事後に「原発防災の大きな穴」としてあとでいろいろな媒体でも取り上げられてきました。
中・長期的な問題では、山岳雑誌がとりあげてきたように、福島や各地の山々で放射能汚染の測定が続けられています。一昨年から昨年にかけても、富士山麓や秩父の野生きのこから基準超えや、採集・販売中止のきのこが出たりして、野生動物をふくめて、汚された生態系は時間がたっても簡単には回復されませんね。
登山者は、自然に身近に接しているだけに、個別の山だけでなく、広い意味で、日本の自然と地域そのものの存立と興亡、次世代への継承の問題にも、目を向け、慈しんでゆく必要があると思います。
福島では約15万人の人びとが、いまだに故郷に帰ることができずにいます。
それでも、福島県はかなり広いので、都会にいると事態が実感できないこともある。
避難地域の目安になる例えば30キロ圏というのは、東京駅を中心に円を描くと、西は立川駅、東は千葉駅、北は大宮駅、南は横浜駅が、大きく入ってしまう、膨大なエリアになります。
60キロ圏の私の実家でも、除染に挑んできました。
こういうとてつもない事故を起こし、後始末も賠償もできず、地域と自然を元に戻すこともできない原発というものは、共存不能と思います。
それはともかく、関東南部でも、野生きのこを、とくに子どもが食べるのに放射能を気するような状況は、ほんとに困ったものだと思います。
地元の森林組合などが採集を自粛している富士山麓は、今年も汚染調査のうえで、可・不可が判断されるのでしょうね。
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