花壇のような小さな菜園で育てている、ミミズ達の様子を見ようと、野菜・果物屑などを投げ入れてきたコンポスト(写真)を久しぶりにかき混ぜてみたら・・・。表層から3センチもない浅い場所に、丸まると太ったシマミミズが、ごっそり出てきました。
気温が14、5度まで上がるこのところの陽気に、活発に反応したのか?
暮れに、野菜屑の表層に寒さよけにたっぷりと、こぬか(北海道から送られてきた山芋の箱に保温材として入っていたもの)をふりかけておいたので、ミミズはうごめいてはいても、そのぬかの下層に縮こまっている、と思っていました。
ところがミミズの一部は、数センチのこぬかの層の上に這い上がって、新しい野菜屑に食らいついていました。
こぬかの層のさらに下の層は、野菜屑の堆肥化が少し進み出していました。ここには、糸くずのように細い、ミミズの赤ん坊たちも生まれていました。
堆肥が層をなすコンポストの中は、温かい場所なんですね。
このミミズは、2003年に、地元・西多摩の畑作地帯の堆肥から、100匹余りをいただいて、繁殖・世代交代を重ねてきたものです。
2007年のヤマレコ日記に、一度紹介したことがありました。
渓流釣りの餌にするのも、飼育の動機の一つでした。
自然力生ゴミ自動処理装置
2008年 05月 21日
http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-1139
暑い季節になると、ミミズたちは三々五々、コンポストの隙間から抜けだして、花壇・菜園のあちこちにちらばり、土づくりに参加してくれます。
コンポストで熟成された堆肥も、ミミズが入ったまま、菜園にばらまかれます。
あたりを見回したら、一昨年の春まで4年ほどコンポストを置いていた肥沃な地面から、西多摩地方特産の「のらぼう(野良坊)」の若芽が、育ちかけているのが見つかりました(写真)。
去年、向かいの奥さんから、上野原産(山梨県)の苗をもらって、育った場所です。
のらぼうは、アブラナ科で、茎葉をもいで、浸しで食べる「かき菜」の一種。
いつもは3月後半が摘みごろですが、今年は自家栽培で世代更新した芽が、早々と伸び出し、幸先よいスタートです。
(手術からそろそろ70日。1月半ばから、週3〜4回の、リハビリ通勤練習を開始。先週は5日出勤、夕刻前の時刻に早退するまで、体慣らしをすすめました。椅子に長く座るのはまだこたえますが、体調は週ごとに回復してきているこのごろです。)
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