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奥多摩や奥武蔵でも、林道や登山道がたいへんなことになっていました。
今日、22日、奥武蔵の大持山、子持山に旧名栗村から登ってきました。昨年1月の途中断念のリベンジでした。
ルートは、鳥首峠→大持山→子持山ピストン→妻坂峠でした。
ところが、名栗から、鳥首峠、そして大持山へのルートは、もともとあまり踏まれていないうえに、強風で倒れた幹や、落下した枝が、つぎつぎと現われ、踏み跡をたどるのがたいへんなところも。
下山に使った妻坂峠は、登山者が多いコースです。地形から暴風の直撃を受けて、ベンチや広場は倒木に占拠され、アスレチックのように登ったり、またいだり。小さな広場は倒木の下に。小屋も倒れていました。(写真1枚目)
そこからの下降は、杉林の電光形の道ですが、写真のように厚く倒木が堆積。道は見えず。降りられない! 暗くなったらピンチ!と思いました。(写真2枚目)
1年前の記憶をたよりに、腕力も使って難所を抜けて、やっと林道50分の歩きに入り、ほっとしました。ところが、今度は林道も4か所ほどで道がふさがれ、折れた電柱とへしまがった倒木がとおせんぼしていました。
(写真3枚目。これでも舗装された林道です)
橋が倒木でダムのようにふさがれた場所もありました。橋の両側の手すりも半分ほど大破。垂れ下った電線と、電柱と、杉の倒木が折り重なっています。
林業被害もたいへんそう。丹沢や南ア南部なども相当な被害がでているのかもしれません。
今は日が長くなったのでなんとか帰りつけますが、山では何に出遭うかわかりませんね。
tanigawaさん、はじめまして。
まるで台風一過ですね。
私もこれから岩木山に行くつもりです。
どうなっているのか?
tanigawaさん、こんにちは。
風倒木が凄いですね。
倒木を越えるときには息が上がって体力を一気に消耗しますね。
枝で足にひっかき傷を作ったこともあります。
倒木処理の跡を見ると、登山道を整備して頂いている有り難みを感じます。
citrusさんへ
私からも初めまして。どうぞよろしく。
普通はなんでもないルートが、状況一変でびっくりしました。周回ルートのうち、登りに選んだルートがかなり自然荒廃していそうだったため、その初体験のルートから登り、去年使った道を下る案にして、助かりました。沢の左岸に基本的に踏み跡があることはわかっていたので、倒木を抜ける際に能率があがりました。それと、鞍部直下の部分を抜けると、倒木は減ったことも幸いしました。
出発が遅かったら、暗くなって、ちょっとあせったかもしれません。
林道に出てから、なんども通せんぼされるなんてことも、想定外でした。
citrusさんは、東北の山がフィールドですね。私は福島を出てかなり年月がたち、登りたい山がそちらにはずいぶん残っています。
MATSUさんへ
>風倒木が凄いですね。
あの幹を大きく曲げて真っ白い板にバラけさせたり、へし折ったり、風の力のすごさを感じます。それと、倒木のある地帯は、地形から風が収束したり、風の進路を遮る位置にあり、部分的でした。風とのお付き合いは避けられませんので、勉強になりました。
>倒木処理の跡を見ると、登山道を整備して頂い
>ている有り難みを感じます。
林道の復旧だけでも、相当な時間と労力がかかると思います。橋も壊れてましたし。
登山道は、下山ルートだけでも、数百本の幹がまたいでいます。ここは機械が上がれないので、チェンソーと人力によるしかない。夏までに復旧できるかどうか。稜線にはカタクリの群落があちこちにあるのですが、今季は気軽に入るのはむずかしそうです。
山では橋が流されていたりして難渋することはありました。風倒木もルートから遠くに眺める分には、まだいいのですが、その一帯が自分が進む登山道だと、「見るのと、越えるのとでは大違い」という感じです。
地元の方々のこれからの整備作業は、もっと大変になりますね。
MATSUさんのご近所の丹沢あたりも、林道のアプローチもふくめて心配ですね。
tanigawaさん、こんばんは。
倒木の事、心配して昨日岩木山を登ってみましたが、雪ばかりで分かりませんでした。ちらちら枝が折れている程度で安心して帰ってきました。
5月の連休、奥秩父の山を訪ねたいと考えていますが、それまで復旧するでしょうか。
citrusさんへ
同じ日に、同じ奥武蔵の大持山に入ったもう一人の方が、記録をアップされており、やはり倒木の問題、小屋が倒壊した件を報告されています。
ところが、奥多摩や丹沢に入られた記録では、木の枝が登山道に散乱していたという程度のことで、それほど激しい状況は現認されていない様子です。
とすると、強風の被害は、南関東でもかなり極限されていたのかな? と思っています。もしかしたら、奥武蔵のある一帯にだけ、竜巻とかダウンバーストのような現象が、ある程度の範囲であったのかもしれません。
確かに、なぎ倒され方が初めて目にする状態でした。
奥秩父の場合、稜線はツガやシラビソなどの針葉樹で、自然林です。また、太平洋岸からより遠いので、影響も弱かったかもしれません。
今回の杉や檜の植林地とは条件も異なるので、ヤマレコへのみなさんの今後の記録のアップも見ながら、判断されるといいのでは、と思います。
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