適当に赤く日焼けし、実の全体が黄色に色づき始めたのを、入手しました(写真1枚目)。南高梅は品質管理がよくて、打ち身、痛み傷などがほとんどなく、削いで除くところがなく、梅ジャムに使えます。
日当たりがいい場所で追熟。
黄色によく染まった梅は、冷蔵庫に保管しつつ、残りの梅が熟したところで、ジャムづくりにかかりました。
梅は、ヘタの「黒ポチ」を除いて、いったん数分茹でて(写真2枚目)、実を軽く潰して、冷水にさらしました。渋抜き。今回はよく熟していたので、10分さらしただけで、そのままをジャムに使えました。
熟し具合によっては、この段階で実を少し味見すると、渋みが残ります。そのときは冷水を3回ほどかえたります。ただ、渋みがわずかに残っているくらいが、砂糖を加え加熱したときに、よい味が出ます。
種を除いて、グラニュー糖を梅の半分量いれて、煮たてたら、できあがり。
18本の瓶づめをつくりました。
すっきり甘酸っぱく、香りがいい梅ジャムは、夏を乗り切るパワーのもとです。が、アイスクリームにとても合うので、ついつい食べすぎますね。
tanigawaさん、連続レスです。
うちの庭の梅の実が青くなりまして、とるにはとったのですが、熟した梅というのは木に付けたまま黄色くさせるのでしょうか?実家では青いのをとって全部梅干しにしていたので、反射的にとってしまいました。
yoneyamaさん
近所には、梅林があります。隣りには、青梅市もあり、関東屈指の梅の産地です。
熟した梅は、木になったまま、一部が朱に染まり、ぜんたいが薄黄色になります。
それを大事にもいだものを、必要ならば追熟させて、梅干しやジャムに仕立てます。
いっぺんには熟さないので、梅の木が少ないと、毎日少しずつもぐことになりますね。
なんだか木についてる実は茶色いシミが増えてきてしまうようです。借り家の庭の木なんで贅沢は言えませんけど。
青い梅のジャムはやっぱりすっぱいんでしょうねえ。
各地の直売所などで、青梅を使った梅ジャムをみかけることがあります。色はオレンジまでは鮮やかにいきませんが、黄色にはなります。
梅の色は、酸味があるため、タンニンを含んでいても明るい発色をするのでしょう。
青梅だと、渋味が強いため、しっかりゆでた後で、実を握って軽く砕いて、冷水に長めに漬け込み、水も何度かとりかえる必要がありますね。香りが失われる心配がありますが、何かこつがあるのかもしれません。
酸っぱいのは、砂糖で引き立ちます。
問題は渋味と思います。
木について色づく梅を順次、収穫するというのは、雨対策、虫対策、葉や枝による擦れの対策など、さまざまな管理がいるのかもしれません。
実も大きいので、開花の時期の「花すぐり」(間引き)も徹底しているのでしょう。
南高梅の秘密を知りに、初夏の和歌山に行ってみたいものです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する