沢沿いに上がって、目星をつけていた一帯に数か所、見つかりました。
写真2枚目は、その一つの湿地。
山腹の土砂が枝沢で流され、沢沿いに堆積して、開けた緩斜面になっています。ハンゴンソウ、バイケイソウなどが繁茂する一角に、ヨブスマソウの群落が見つかりました。
写真中央後方に私が写っていますが、そこからこの湿地の広さがとらえていただけると思います。
写真1枚目は、典型的なヨブスマソウ。背丈40センチ。
コウモリ(ヨブスマ)を思わせる形の葉を広げ、葉の柄が茎から出る部分で、茎を抱いているのが特徴です。
本州のものは、北海道のものに比べると、やや小型。
写真3枚目は、ヨブスマソウの類種の若い芽です。
このタイプは、葉柄が茎を抱く部分が、本来のヨブスマソウにくらべて不完全です。
ヨブスマソウでは、葉を抱く部分の全周に、緑色の葉が巡っていますが、こちらは茎状。生長すると、ヨブスマソウ同様になるのかもしれません。
茎は、太く、ヨブスマソウ並み。
茎にほのかなヌメリがあり、香りが強く、味はおいしい。
どちらも、お浸しでいただきました。
今日は、このほかにエゾイラクサの若い芽、ハリギリ、コシアブラ、タカノツメ(ウコギ科)などを摘み、春山の花見をしてきました。
tanigawaさん、ヨブスマソウの群生地を探し当てるとは
鼻が効きますね
私も実は今日、3本だけ見つけました!
お花も山菜も1週間程遅れているようで
山はまだ早春でした。
3本は摘み取った時の香りだけ
楽しんで、知人にあげて来ました。
sakusakuさん、見つけたんですか! 実は、私たちも、第一発見者はカミさんでした。
おいしいから、香りに引き寄せられる? 目に飛び込んでくる! 他の植物も繁茂しているところで、よく見つけたと思いました。
1本、見つかると、その一帯をセンサスできるので、全体の様子がわかってきました。
sakusakuさんも、山菜の勘がしっかりはたらくようですね。
ヨブスマソウは、沢や流水のあるかけあがり、中州、など、水気があり、日当たりもある程度ある場所に育つので、足固めをしっかりして、どんどん分け入っていくのが、こつですね。
エゾイラクサ(アイコ)は、無尽蔵。若い芽をつみました。こちらは、八百屋さんで売ってもいいほど、甘みがある味わいで、山の野菜そのもの、でした。
トゲトゲは、芽だと、薄い手袋でもなんともなし、でした。でも、生長したものもあり、気を抜くと怖いですね。
tanigawa さん おはよう〜
この時期はうどぶきが採れるんですよね。
これも旬の味で美味しい
今年は食べてないな〜
今度山に行くときに探してみます。
treeappleさん、どうもです。
山と山菜に恵まれた地域で、うらやましいです。
東京は、多雪地帯の山菜を味わおうとすると、一日がかりになります。その分、関東の早めの山菜シーズンを味わってから、上越方面が盛りになるので、種類を変えながら、長く楽しめるということもありますが。
ウドブキの名称はけっこう広い範囲で使われているのですね。ヨブスマソウは、各地でいろいろな名前で呼ばれていますね。それだけ、愛着を持たれいるからでしょう。
太いウドブキに出会えるといいですね。
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