に出かけて、山ブドウを摘んできました。
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家に帰って、洗って、水なしでゆでると、エキスが
鍋に充満。いい香り。
冷ましてから、まず粗い目の網で、濾します。
ついで、濾し取った皮と種を、ふきんで絞り、一番香りとコクのある
エキスを鍋に移します。
絞ったあとの「皮と種」の形が、ときどき見かける何かに似ている。
そう、クマの糞そのもの。
これだったんだ!
グラニュー糖を入れて、少し煮詰めて、できあがり。
すごくいい色。濃厚なジャムです。
皮をすべて入れようとしましたが、タンニン分が多すぎてしまう。
やめといてよかった。
今朝、ヨーグルトでいただきました。香りがいいです。
山ブドウジャムの作り方で、一つ失敗をしました。
皮は、煮詰めて、粗目のザルでこしたあと、エキスを絞って種と一緒に除いてしまいました。
これは、皮を活かそうにも、種と分別するのが手間がかかりすぎたためでした。
でも、試しにジャムに少し入れておいた皮が、ねかせているうちにとてもまろやかな、コクを出してきました。皮は、全部とはいえないまでも、せめて半分でも使った方が、よりおいしいジャムになりそうです。もちろん、煮てから、ふきんで絞っても、皮の香りやエキスはジャムに加わるので、今回のやり方でも失敗ということではありません。しかし、皮は、使い切りたかった。
いったん煮てからだと、種と皮を分けるのはむずかしいです。そのため、最初に、普通のブドウを食べるときのように、皮をはじいて、実と種を取り出し、これを煮ると、皮が混じっていないため、実と種は粗目のザルで簡単に分離できます。
こうやって得た実とエキスとに、最初にはずしておいた皮を加えると、種だけをうまく除くことができそうです。
皮は、アクっぽいですので、全部入れると砂糖も増やさねばなりません。全体の皮の半分か3分の1くらい入れると、適量かなと想像します。
次回は、この段取りでやってみます。
なお、山ブドウの色と香りは皮にあるので、皮をはずして実だけジャムにしては、持ち味はでません。
それにしても山ブドウは極めて酸味が強いので、ジャムにしたときに強いブドウの味と香りがします。
これまで、私は北海道のハスカップのジャムが一番好きでした。味が濃くて。
ところが、山ブドウのジャムと食べ比べると、酸味と香り、コクなどの指標で、こっちの方が舌に強く余韻を残しました。
本物の大自然の味!
私のサイトに写真を補充して、ページを作りました。
http://trace.kinokoyama.net/sansai/tansaku/yama-budou0909.htm
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