記録ID: 8497000
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
折立〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜水晶岳〜野口五郎岳〜烏帽子岳〜不動岳〜船窪岳〜七倉岳〜針ノ木岳〜赤沢岳〜種池山荘〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳〜八方池山荘
2025年07月29日(火) 〜
2025年08月01日(金)


体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 45:50
- 距離
- 87.5km
- 登り
- 8,896m
- 下り
- 8,461m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 10:09
距離 25.1km
登り 2,896m
下り 1,431m
7:50
3分
スタート地点
17:58
2日目
- 山行
- 12:05
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 14:00
距離 24.5km
登り 1,972m
下り 2,402m
17:35
3日目
- 山行
- 16:18
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 18:16
距離 28.7km
登り 3,377m
下り 3,331m
21:20
天候 | 4日間 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7/28 KBライナー バスタ新宿→富山駅 3500円 7/29 富山地方鉄道バス(要予約満席) 富山駅→折立 5000円 8/1 八方リフト券 2000円 京王バス 八方BT→バスタ新宿 5500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
7/29 折立→ワリモ岳 約10時間 ワリモ岳の少し先の平らな場所で、ビバークしました。 折立〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜ワリモ岳 危険箇所なし 黒部五郎のカールの沢にて、水1L汲む 黒部五郎小舎にて、水500ml頂く 三俣山荘の水場で、水3.5L汲む 7/30 ワリモ岳→船窪小屋テント場 約14時間 船窪小屋テント代 2000円 ワリモ岳〜水晶岳〜野口五郎岳〜烏帽子岳 危険箇所なし 水晶小屋〜水晶岳 普通の岩場あり 水晶小屋〜東沢乗越 急な下り 岩場はスリップに注意 東沢乗越〜野口五郎岳 危険箇所なし ルートが様々で、面白い 野口五郎小屋 コーラ500ml 600円 野口五郎岳〜烏帽子岳 危険箇所なし 烏帽子岳〜南沢岳 私が通過する直前、烏帽子岳先の池付近にて、熊に遭遇した方がいました。 烏帽子小屋〜南沢岳〜不動岳〜船窪岳〜船窪小屋 小刻みなアップダウン(急登急坂)が非常に多い区間のため、体力の消耗が激しい。水を多めに持参ください。 年々登山道の崩落が進んでいます。白岩が砕けた白石が多い下り、トラバース道は、とても滑りやすい ので危険です。私は使用しませんでしたが、遭遇した登山の方々は、皆さん、石突きを外したポールを利用していました。 不動岳前後は特に、笹などが成長していて、ほとんど藪漕ぎに近い状態でした。 南沢岳〜南沢乗越では、一足ぐらいの道幅の狭い白石の急崖のトラバース道が2箇所あり、ロープもなく、滑ったら終わりのような、非常に危険な場所がありました。滑ったら滑落なので、頼りない草木を握りながら通過しましたが、生きた心地がしませんでした。 不動岳〜船窪小屋は、ロープ設置箇所多数。滑りやすい急坂注意。 ★★★船窪小屋のテント場の水場は使用できません。枯れているようです。必要な水は、船窪小屋で購入してください。500ml 300円 ただし、購入制限があり、2Lまでしか購入できません。これ以上に必要なら、ペットボトルのミネラルウォーター(550ml 600円)やジュース(各種600円)を購入しなければなりません。 水場を期待していた私は、船窪小屋到着時、ほとんどの水を消費していたので、テント場代と合わせて、大変な出費になりました。 7/31 船窪小屋テント場→蓮華岳→針ノ木岳→赤沢岳→種池山荘→鹿島槍ヶ岳→五竜岳→五竜山荘 18時間 船窪小屋〜針ノ木岳 船窪小屋〜七倉岳〜北葛岳〜北葛乗越 七倉岳の下りは、クサリ場多数。早朝時は道迷い注意です。 登山道の笹薮化が激しいです。早朝だったため、朝露で全身がビショ濡れ状態。シューズもグチョグチョに濡れてしまいました。 レインパンツやゲーターを履いた方がよさそうです。 北葛岳〜北葛乗越は、ハイマツが登山道を隠していて、シューズは朝露でビショ濡れ。短パンでは、擦れて痛い状態でした。北葛乗越で、グチョ濡れ状態の軍手とソックスを絞りました。 北葛乗越〜蓮華岳 クサリ場多数 蓮華岳〜針ノ木小屋 危険箇所なし 針ノ木小屋 水500ml 100円 コーラ500ml 600円 針ノ木岳〜スバリ岳〜赤沢岳〜鳴沢岳 稜線コース アップダウン多い 岩場あるが、特には危険箇所なし 鳴沢岳〜新越山荘〜種池山荘 多少のアップダウンはあるが、岩場は少なく、歩きやすい。 新越山荘にて、水購入。1L 400円 種池山荘 カップラーメン550円 コーラ350ml 450円 水1L 400円 種池山荘〜爺ヶ岳〜冷池山荘 危険箇所なし 冷池山荘 コーラ350ml 450円 冷池山荘〜布引山〜鹿島槍ヶ岳 危険箇所なし 布引山の登りは、少し疲れるかも。 鹿島槍ヶ岳〜キレット小屋 クサリ場多数 長めの下りのクサリ場は、ルート選択注意 トラバース系のクサリ場も多い キレット小屋 ジンジャーエール350ml✕3本 1800円 キレット小屋〜五竜岳 岩場多数あり トラバース系の岩場も多い 疲れと眠気がピークになり、2度、平らな場所で横になり休憩する。 G5手前で、日没。 五竜山荘分岐手前で、ルート外す 無理やりルート外の岩場を登る 暗いと、ペンキマークが見えなくなるので、要注意。 五竜岳山頂からは、暗闇のなか、遥か下に五竜山荘の灯りが見えた。 五竜岳山頂〜五竜山荘 意外に岩場多数 トラバース系の岩場もあり。 真っ暗なので、ペンキマークを細かく見て、道迷いに注意しました。 下り急なので、スリップ注意。 五竜山荘 21:20到着 小屋は閉まっているので、小屋前外のテーブル席に座って一夜を過ごさせて頂きました。 風が強く、冷たい(5℃くらい?)ので、非常に寒かったです。 手持ちの水が少ないので、煮炊きはできません。 カレーパンを一つ食べました。 結局、一睡もできませんでした。 翌日は、白馬岳まで行く予定でしたが、寝てないのと、足の疲れが激しいため、唐松岳までにしました。 8/1 五竜山荘→唐松岳→八方池山荘 約4時間 五竜山荘〜唐松頂上山荘 牛首のクサリ場は、トラバース系の岩場が多い。 浮き石が多いので、持ち手確認を必ず行うこと。 頂上小屋〜唐松岳 危険箇所なし 唐松頂上小屋 カップラーメン700円 日清シーフードヌードル 天水500ml 200円 唐松頂上山荘〜八方池山荘 危険箇所なし 登山者がとても多いです。 八方池山荘→八方ゴンドラ乗り場 リフト券 2000円 リフト2回 ゴンドラ1個 |
その他周辺情報 | 温泉 八方の湯 850円 八方BT近く お休み処あり(小さい) アルカリ性の温泉は気持ちいい。 食事 八方美人(ラーメン) 八方の湯のとなり 塩ラーメン大盛り 1200円(少し高額に感じる) 味は、普通。 魚介の出汁が効いた塩ラーメン。 麺は、温泉を加えていて、ツヤがある。見た目は、延びている様に見えるが、そうではない。 立地がいいので、登山後、無性にラーメンを食べたくなったら、再来店するかもしれない。 |
写真
北葛岳山頂。
七倉岳の下りはクサリ場の連続。暗いとルートミスの恐れもあります。
そして、北葛岳への登りは、まさに藪漕ぎ状態。朝露で全身がビショ濡れ。シューズもビショ濡れ。
早朝発の方は、レインパンツとゲーターを。
七倉岳の下りはクサリ場の連続。暗いとルートミスの恐れもあります。
そして、北葛岳への登りは、まさに藪漕ぎ状態。朝露で全身がビショ濡れ。シューズもビショ濡れ。
早朝発の方は、レインパンツとゲーターを。
種池山荘に到着。
船窪小屋から、凄く歩いてきましたが、今日は、まだまだ終わりません。後立山を、五竜山荘まで歩きます。
暫し、休憩です。
700円のカップラーメンを頂きました。
缶コーラ350ml450円も購入。500mlが欲しかったが、後立の山小屋にはありません。
船窪小屋から、凄く歩いてきましたが、今日は、まだまだ終わりません。後立山を、五竜山荘まで歩きます。
暫し、休憩です。
700円のカップラーメンを頂きました。
缶コーラ350ml450円も購入。500mlが欲しかったが、後立の山小屋にはありません。
岩場を下って、下って、時にトラバースして、さらに、八峰キレットを越えて、キレット小屋に到着。
疲れから、やや集中力を欠いているので、暫し休憩。
ジンジャーエール350ml✕3本購入。1800円。
疲れから、やや集中力を欠いているので、暫し休憩。
ジンジャーエール350ml✕3本購入。1800円。
岩場、ザレ場、岩場トラバースを登って、G5まで来ました。
日没すると、ペンキマークが見にくいので、ルートが分かりにくいです。
周りをよく見てゆっくり進みます。
まだまだ下りのクサリ場も多々あります。
日没すると、ペンキマークが見にくいので、ルートが分かりにくいです。
周りをよく見てゆっくり進みます。
まだまだ下りのクサリ場も多々あります。
遥か下に、五竜山荘の明かりが見えます。
が、暫くして、消灯しました。
意外に、ここからの下りが危険です。
下りの嫌なクサリ場多数。滑りやすいザレ場。真っ暗だと、ルートが分かりづらい。
そして、激しい疲れ。
結局、21:21に、五竜山荘に到着しました。
3日目の行動時間は18時間でした。我ながら、よく歩いたと思います。
山荘は消灯。
外のテーブル席に座って朝まで過ごしました。
ずっと冷たい風が吹いていたので、非常に寒かった。翌日の水を取って置かないといけないので、煮炊きも出来ず、カレーパンだけ食べました。
寒過ぎて一睡もできませんでした。
が、暫くして、消灯しました。
意外に、ここからの下りが危険です。
下りの嫌なクサリ場多数。滑りやすいザレ場。真っ暗だと、ルートが分かりづらい。
そして、激しい疲れ。
結局、21:21に、五竜山荘に到着しました。
3日目の行動時間は18時間でした。我ながら、よく歩いたと思います。
山荘は消灯。
外のテーブル席に座って朝まで過ごしました。
ずっと冷たい風が吹いていたので、非常に寒かった。翌日の水を取って置かないといけないので、煮炊きも出来ず、カレーパンだけ食べました。
寒過ぎて一睡もできませんでした。
装備
個人装備 |
28Lザック
トレールウォーカーワイド
WIC.T
ジオラインクールメッシュT
クロスランナーショートパンツ
WIC.トレッキングソックス
軍手
ワークキャップ
水2L
コーラ500ml
カレーパン
ドーナツ
バームクーヘン
柿の種
キャラメル
マーブルチョコ
塩熱サプリ
スポーツジェル
キャラメルクッキー
バーサライトジャケット
ストームクルーザーフルジップパンツ
ザックカバー
防水袋
ガベジパック4L
WIC.L/S T
ULサーマラップ
ニット帽
薄手トレールタイツ
ツェルト
ポール
自作グラウンドシート
エマージェンシーシート
ドライシームレスダウンハガー900 #5
ランタン
2L用水筒
カトラリー
ジェットボイルzip
リゾッタ✕6
味噌?汁✕6
スティックコーヒー
ライター
熊鈴
ホイッスル
ココヘリ
スマホGPS
ヘッドライト
ミニラジオ
充電池
コード類
山と高原地図3冊
タオル
給水タオル
歯磨きセット
髭剃りセット
アンメルツヨコヨコ
風邪薬
目薬
ムヒ
ステロイド系塗り薬
ポイズンリムーバー
サングラス
着替え
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---|
感想
とてもハードな山行になりました。
荷物を持っての、船窪小屋→五竜山荘を1日で歩くのは、正直大変でした。
珍しく、4日間とも晴れたことに感謝したいです。
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