【常念山脈〜表銀座〜裏銀座】松本駅→信濃大町駅

2018年07月13日(金) 〜 2018年07月16日(月)

• GPS: 84:35
• 距離: 127km
• 登り: 8,407m
• 下り: 8,269m

コースタイム

1日目

• 山行: 15:59
• 休憩: 1:52
• 合計: 17:51

1:09 松本駅
1:17 1:18 端祥 松本館
3:36 3:48 新島々駅
4:24 4:24 島々(徳本峠入口)
4:34 4:34 第１ゲート
5:11 5:12 ゲート(小嵩沢出合)
5:35 5:35 二俣
6:20 6:21 島々谷川南沢
6:54 6:55 岩魚留小屋
8:00 8:02 力水
8:34 8:37 徳本峠(徳本峠小屋)
9:20 9:20 ジャンクションピーク
10:48 11:01 Ｋ１ピーク
11:12 11:13 K2
11:24 11:34 霞沢岳
11:45 11:47 K2
11:58 11:59 Ｋ１ピーク
13:11 13:12 ジャンクションピーク
13:40 14:39 徳本峠(徳本峠小屋)
15:10 15:10 障子沢ノ頭
15:37 15:37 明神見晴台
16:37 16:39 大滝槍見台(古池山/岩魚留沢ノ頭)
18:46 18:47 大滝山
18:53 18:54 大滝山荘
19:00 大滝山北峰

2日目

• 山行: 10:14
• 休憩: 1:14
• 合計: 11:28

5:31 大滝山北峰
5:55 5:55 崩沢山
6:19 6:23 蝶ヶ岳
6:30 6:33 蝶ヶ岳ヒュッテ
6:47 6:47 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
6:52 6:53 蝶ヶ岳三角点
6:58 6:58 蝶槍
8:58 9:09 常念岳
9:42 9:46 常念小屋
10:54 10:54 東天井岳
11:31 12:11 大天荘
12:17 12:19 大天井岳
12:25 12:26 大天荘
12:46 12:47 大天井ヒュッテ
13:03 13:03 貧乏沢下降点
13:48 13:50 赤岩岳
14:22 14:26 ヒュッテ西岳
15:16 15:16 水俣乗越
16:34 16:35 ヒュッテ大槍
16:59 殺生ヒュッテ

3日目

• 山行: 12:22
• 休憩: 1:36
• 合計: 13:58

3:43 殺生ヒュッテ
4:06 4:59 槍ヶ岳山荘
5:47 5:47 千丈乗越
7:40 7:42 樅沢岳
7:59 8:05 双六小屋
8:21 8:22 双六岳巻道分岐
8:25 8:25 双六岳中道分岐
9:12 9:14 双六岳
9:25 9:25 中道分岐
9:45 9:46 丸山
10:04 10:07 三俣蓮華岳
10:14 10:15 三俣峠
10:45 10:59 三俣山荘
12:15 12:16 鷲羽岳
12:41 12:42 ワリモ岳
13:59 13:59 東沢乗越
14:55 14:56 真砂岳分岐
15:26 15:27 野口五郎岳
15:35 15:36 野口五郎小屋
17:13 17:14 烏帽子ひょうたん池
17:20 17:25 烏帽子小屋
17:33 17:35 烏帽子ひょうたん池
17:41 烏帽子小屋

4日目

• 山行: 8:59
• 休憩: 0:26
• 合計: 9:25

4:19 烏帽子小屋
4:46 4:46 烏帽子岳山頂分岐
5:07 5:14 烏帽子岳
5:23 5:24 烏帽子岳山頂分岐
5:46 5:46 烏帽子小屋
5:59 6:09 烏帽子ひょうたん池
6:19 6:24 烏帽子小屋
6:56 6:56 三角点
7:34 7:35 権太落し
7:51 7:51 ブナ立尾根取付
8:05 8:05 高瀬ダム 天場
8:14 8:14 高瀬ダム濁沢登山口
8:18 8:18 高瀬ダム湯俣登山口
8:21 8:21 高瀬ダム濁沢登山口
9:07 9:07 七倉登山口
9:08 9:09 七倉山荘
10:40 10:41 高瀬館
13:44 信濃大町駅

■樹林帯
徳本峠から大滝山荘までは樹林帯。風も抜けないので、暑くてひたすらに遠く感じます。

■虫
めちゃめちゃいます。全てのエリアにいます。
刺してるのか、噛まれているのかわかりませんが、腫れたり、血が出たり悲惨です。
虫除け&薬は必須です。必ず持って行って下さい。※日が暮れると減りますが、朝陽と共に復活してきます。

■熱中症
これからの時期は特に注意が必要です。稜線に日陰はありませんし、北アルプスの恵まれた稜線といえど、小屋間はそれなりの距離があります。
そこで日傘の携行をお勧めします。日焼けによる体力の消耗にも日焼け止め以上に有効です。※実際にユーロシルムの日傘をさしてかなりのエリアで歩きました。

天候

13日:晴れ
14日〜16日快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
バス:バスタ新宿→松本駅
■帰り
電車:信濃大町駅(普通)→松本駅(特急)→新宿
※松本駅からのあずさは自由席が数席空いていました。

コース状況／危険箇所等

島々谷:崩落箇所がありますが、草刈り含め整備済み。
徳本峠⇆霞沢岳:ぬかるみが多いけど、危険箇所なし。
徳本峠→大滝山荘:灼熱の樹林帯。大滝山荘は営業しておらず、水場も無いので水分を大目に持つ必要があります。
大滝山荘→蝶ヶ岳山荘:割とすぐに着きます。危険箇所無し。
蝶ヶ岳→大天荘:危険箇所はありませんが、補給ポイント無しで、日陰もほぼ無し。体調不良の人がいた。
大天荘→殺生ヒュッテ:ちょこちょこ補給ポイントあり。残雪無し。
殺生ヒュッテ→双六岳:残雪あるも全てフラット。ほぼ夏道。
双六岳→三俣蓮華岳:双六岳へ直登ルートは残雪のために封鎖中。中道の途中から稜線に上がります。
三俣蓮華山荘→水晶小屋:危険箇所はありませんが、割と距離があるので注意。
水晶小屋→野口五郎小屋:水晶小屋からしばらくは危険な岩稜帯が続くので注意。
野口五郎小屋→烏帽子小屋:隠れる場所が無い。陽射しに注意。強風に注意。
烏帽子小屋→高瀬ダム:1時間半くらいひたすら降りる。横移動はほぼ無し。

その他周辺情報

■七倉温泉
狭いけど、気持ち良い。近くには他にも温泉施設があるので、そちらに行かれるのも良いかもしれないというか行ってみたい。

写真

タヌキ岩

ごんだ落とし
ごんださんがグループ全員の財布を落とした場所って三俣山荘の伊藤さんがテレビで説明してたな

中休み

ブナ立尾根登山口
横移動ほぼ無しでの下山は今まで歩いた中ではぶっちぎりかも。合戦尾根なんて目じゃない。

ブナ立尾根へ登る時はこちらで取水

濁沢

工事車両にご注意

長いトンネルを抜けると

ゴールの高瀬ダム

歩いてきたトンネルを振り返る

トンネルから左に目線をズラすと、中央奥に烏帽子岳の出っ張り

七倉温泉
湯船は小さめ
他にも温泉施設はあります

旅のお供のねぎみそせんべい

七倉温泉に最も近いバス停
12:07に通過
惜しい！

歩きで信濃大町駅へ

信濃大町駅

松本駅
ゆるゆる歩き始めますが、すき家のカルビ焼肉W定食特盛が響いてペースは上がらず。

8kg
ゴッサマーギア のミニマリスト24
ほぼ完璧だけど、オーバーナイトにはショルダーハーネスが貧弱
背面パッドが不要
そこにドローコードが欲しい
防寒着上下が不要でした。

島々谷登山口

ゲート

暫くは広々とした林道

崩落地多数

島々谷ブルー？

二俣

二俣を過ぎれば本格的な登山道

結構距離があります。
この日は数人が歩いたみたい

気持ち良い

岩魚留小屋

割と徳本峠に近いので、ここで水を補給しておくとかなりの節約になります。

徳本峠への最後の登りは葛折りの連続

徳本峠

穂高連峰

ジャンクションピーク

乗鞍岳と御嶽山

K1
真っ白

霞沢岳
真っ白
また来ないとだけど、結構大変、！

落としていた帽子を回収
ピストンの往路で落としたものをすれ違った人が見つけて、引っ掛けておいてくれました。
しかも会う人達に伝言を残してくれていました。感謝！

徳本峠に戻って休憩してから幕営地の大滝山北峰へ

これがまた長く感じます。
今回の山旅で最も疲れたエリア

槍見台
見えなかったけど…

大滝山への最後の登り
急斜面に付けられた道をフラフラと登ります。

大滝山山頂

営業前の大滝山荘

2日目の始まり

空がピンクに染まり

日が雲から顔を出すと

槍穂高連峰が赤く染まります

太陽が昇る

富士山と南アルプスが

今日は快晴

常念岳の先には大天井岳
その前に蝶ヶ岳へ

槍ヶ岳を見ながらの稜線歩き

一旦下ってから登り返すと

蝶ヶ岳のテン場

北アルプス南部の中心は蝶ヶ岳かな

常念岳へ向かいます。

2592mピーク

常念岳への本格的な下りの前はずっとこんな景色

常念岳は鷲羽岳に似ている

常念岳山頂には10人くらいの人がいました

槍穂を見るには、蝶ヶ岳と並ぶ2大展望地

御嶽山

乗鞍岳

焼岳

穂高1

穂高2

槍ヶ岳

歩いてきた稜線
霞沢岳はどれだろうか

常念小屋への下降点
大天井岳はまだ遥か先

常念小屋！

常念小屋では土曜日の小屋宿泊予定者数が400人とのことでした。結果はどうだったんだろう。

あそこが今日のゴールか…
と、途方もなさに気合いを入れ直します。

槍ヶ岳とライチョウ
全行程で5、6回遭遇しました。

大天荘は目の前！
昼食はここに決めていました。
暫くはなだらかな道を日傘をさして歩きます。

大天荘到着！
昼頃でもテントびっしりでした。

冷やし中華頼みました。

食後にさっと大天井岳

大天井ヒュッテ

ビックリ平
裏銀座が目の前に広がる絶景ポイント

何故かこの混雑期にデカい幕を持って縦走していました。詰めれば3人が眠れるサイズ。

16:30着でしたけど、17:30の夕食にありつけました。
小屋の方、忙しい中ありがとうございました。美味かった！

朝焼けを見に槍の肩へ

7/15 4:49

7/15 9:10

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

感想

sakurairo

最高でした。
※画像の順番はめちゃくちゃです(笑。下の方から並べ替え中！

コメント

yzz

いやはや、言葉になりませんわw
相変わらず、恐ろしいまでの移動距離とスピードですな。
トランスジャパンアルプスレースにでも出るつもりですか？w

まぁあれに出る人たちはさらに化け物なんでしょうけど
富山湾からスタートして3日くらいで北ア超えて中アに入ってないと
完走できないらしいですし^^;
・・・恐ろしや。

sakurairo

Re: いやはや、言葉になりませんわw
最近はテン泊しても1泊2日、実質1.5日くらいで、ハンモックでユラユラする山歩きが多く、ガッツリ歩いた今回はかなり疲れました。
でも、登山を始めた2年前に悪天候で出来なかった槍ヶ岳を色んな角度から眺める事が達成できて大満足です。
TJAR自体にはあまり興味はありませんが、ルートには興味があるので調べてみます！実際、セクションハイクですが、もうすぐ日本海と太平洋が繋がりそうですし(笑