上高地〜蝶・常念〜大天井〜槍〜前穂 北ア・大サークルチャレンジ

2016年08月07日(日) 〜 2016年08月10日(水)

• GPS: 81:22
• 距離: 56.8km
• 登り: 5,699m
• 下り: 5,693m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:19
• 休憩: 1:25
• 合計: 10:44

6:06 上高地バスターミナル
6:12 6:13 河童橋
6:20 6:20 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
6:47 6:47 明神館
6:52 6:52 徳本口(徳本峠分岐)
7:28 7:43 徳澤園
8:37 8:37 チューダイ広場
10:37 10:37 長塀山
10:40 10:41 カモシカの池
10:58 10:59 妖精の池
11:05 11:05 蝶ヶ池
11:15 11:15 蝶ヶ岳
11:19 12:01 蝶ヶ岳ヒュッテ
12:23 12:24 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
12:31 12:31 蝶ヶ岳三角点
12:37 12:38 蝶槍
15:44 16:02 常念岳
16:38 16:43 常念小屋
16:50 宿泊地

2日目

• 山行: 8:50
• 休憩: 1:48
• 合計: 10:38

6:00 宿泊地
6:22 6:24 横通岳
7:58 8:12 大天荘
8:19 8:24 大天井岳
8:28 8:40 大天荘
9:05 9:06 大天井ヒュッテ
10:08 10:08 ビックリ平
11:37 11:39 赤岩岳
12:02 12:02 ヒュッテ西岳
12:09 12:16 西岳
12:20 12:34 ヒュッテ西岳
13:18 13:46 水俣乗越
15:21 15:26 ヒュッテ大槍
16:19 16:37 槍ヶ岳山荘
16:38 槍ヶ岳

3日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 2:11
• 合計: 8:06

5:47 槍ヶ岳
5:56 6:18 槍ヶ岳山荘
6:28 6:28 飛騨乗越
6:44 6:45 大喰岳
7:05 7:11 中岳
7:43 7:43 天狗原分岐
8:00 8:05 南岳
8:10 8:10 南岳小屋
9:28 9:57 長谷川ピーク
11:06 11:15 北穂高小屋
11:19 11:50 北穂高岳(北峰)
13:14 13:42 涸沢岳
13:53 穂高岳山荘

4日目

• 山行: 4:43
• 休憩: 2:58
• 合計: 7:41

6:58 穂高岳山荘
7:30 7:39 穂高岳
7:51 7:54 馬の背
8:00 8:09 ロバの耳
8:14 8:33 ジャンダルム
8:35 8:47 ロバの耳
8:47 9:01 馬の背
9:12 9:19 穂高岳
9:27 9:28 南稜の頭
10:25 11:55 紀美子平
12:15 12:20 前穂高岳
12:57 13:01 岳沢小屋
13:49 13:50 7番標識
14:16 14:17 岳沢湿原・岳沢登山口
14:29 14:29 河童橋
14:35 14:38 上高地バスターミナル
14:39 ゴール地点

天候

8/7　晴れ
8/8　晴れ
8/9　晴れ時々曇り、夕方雨
8/10　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

8/6（前夜）自家用車で沢渡バスターミナルの駐車場にて車中泊。
出発時は、04:40始発のバスに駆け込みで乗れた。

コース状況／危険箇所等

◆全体を通して、道は整備されている。
　アップダウンはそれなりに厳しいが、体力配分に気を付ければ問題ないと思う。
　今回は思ったより気温が高く、水分の消費が大量で、小屋で十分補給した。
　わずかな雪渓も消えかけで、アイゼン、ハードシェルは不要だった。

◆各テント場の状況
　8/7常念小屋　16:30で空きは十分あり。屋外トイレ。小屋の水は200円/L
　8/8槍ヶ岳山荘　16:30で既にテン場は満杯。山荘泊とした。
　　　（もともとテン場が少ない様子）
　8/9穂高岳山荘　14:00で空きは十分。テン泊者は水は無料。屋内トイレ。
　　　（夕食がうまい！）

◆難所に関しては、個人的な感想です。
・大キレット、北穂〜涸沢岳では、険しい岩稜歩きに注意。
　鎖も足場もあり、セルフやザイルは必要と感じなかったが、滑落すれば怪我で済まない。テン泊装備などのときは体力の配分や水の残量などの管理が大切と思う。
・奥穂〜ジャンダルムは、今回は空身で、身軽に楽しむことができた。危険は無論だが、とくに濡れていると難易度が格段に上がるルートだと思う。

その他周辺情報

下山後は、いつもの「平湯の森」で汗を流す。

写真

8/7 5:19

初めてまいりました上高地。
ハイソな雰囲気で、圧倒されてたまりません。

8/7 6:15

朝飯たべてGO！

8/7 6:16

梓川の清流。ぜひ帰りに、ドボンして汗を流したい。
（許されるならの話）

8/7 6:17

河童橋の説明

8/7 6:17

8/7 6:19

8/7 6:56

こういうの見ると、調子が上がります

8/7 7:22

今回の縦走では、あの果てまでぐるりと行く予定。

8/7 7:25

出遅れ気味ですが気にしない。

8/7 7:31

広いテン場に出た。
朝からバーベキューのいい匂い！

8/7 7:32

徳澤園。

8/7 7:48

その裏手に、長塀山への登山口があります。
そっからGO

8/7 8:21

いきなりきつい

8/7 8:58

キノコ。大きくなれよ

8/7 9:13

暑そうなので7分タイツにしてみた。

↑終わってから、何とも言えない無残な日焼けあとが残った。

8/7 9:36

蝶ヶ岳まで半分きた

8/7 10:05

ミドリの1UPのほうがうれしい

8/7 10:41

長塀山。（地味だ！）

8/7 11:02

妖精の池

8/7 11:07

開けてくると、緑がまぶしい

8/7 11:09

樹林を抜けて、青空！

8/7 11:12

穂高兄弟がババーン

8/7 11:12

槍もドカーン

8/7 11:12

行く先は霞んでみえない

8/7 11:12

やっぱり、大人しく下から行った方がよかったんじゃないの

8/7 11:19

という不安をよそに、蝶ヶ岳。

8/7 11:21

山荘の屋根では、若者たちが布団を取り込んでました。
楽しそうでうらやましい

8/7 11:21

雲上のテント泊・・いいなあ

8/7 11:22

槍やら穂高やらまとめて。
明後日、そっちいきます！

8/7 11:34

アリバイ写真

8/7 12:07

本日のザックはテント込みで16kg。
水は小屋で調達。メシは自炊もします

8/7 12:18

上に出ると気持ちいい！

8/7 12:37

蝶槍。

8/7 12:41

8/7 12:46

ここから大きく下って、さらに常念へ登り返します。

8/7 12:46

逃げたくなったら、左を見る。

8/7 12:46

8/7 13:24

ちょっとガスって来たが、涼しくてよい

8/7 13:34

8/7 13:43

偽ピークをいくつか越え・・・
いやほんと偽が多いんです

8/7 14:13

常念の足元に。

8/7 14:13

上はガスガス。

8/7 14:23

いまいち信用できないマーキングw

8/7 15:06

クモ？ダニ？

8/7 15:48

常念岳。
蝶から4時間20分もかかった
_(:3」∠)_

8/7 15:49

8/7 15:51

おねいさんに撮ってもらったので、顔は明るい（必死）

8/7 16:09

こいつを降りたら、今日の仕事は終わりー！

8/7 16:13

松本市内

8/7 16:14

大天井岳方面。遠いな。おい

8/7 16:18

着地点が見えた。
常念小屋。テン場は十分空いてる様子。

8/8 5:07

翌朝、目覚めるとまたいい天気！

8/8 5:07

8/8 5:07

8/8 5:07

8/8 5:17

グーテンモルゲンよー

8/8 5:17

北側の常念は、優しい表情

8/8 5:17

よし、テント畳んで、いきますか。

8/8 5:47

8/8 5:52

振り返って常念。
単独で、でかい山だ

8/8 5:52

穂高が随分遠ざかった気がする・・・

8/8 6:09

横通岳。
ちゃんと、横を巻かずに上を通りますよ！

8/8 6:18

この辺に咲いてた可憐な花。

8/8 6:24

横通岳から、本日の目標、槍到達を目指す

8/8 6:36

その前に大天井岳へ、ぐぐっと寄り道

8/8 7:17

好天だし、口元が緩むのは仕方がありません

8/8 7:18

8/8 7:21

8/8 7:21

8/8 7:27

8/8 7:27

朝は足が動く。
この稜線歩きがたまりません。

8/8 8:00

大天荘。
新しいトイレが美しい。

8/8 8:26

山荘にザックを置いて、ササッと山頂へ。
高校生の団体さんが入れ違い。

8/8 8:29

喜作新道を経て、西岳→槍へ。
今日のルートが見えた。

8/8 8:56

青空ですな

8/8 9:00

8/8 9:05

この谷間に、大天井ヒュッテがあるはず。
その先も、巻かずに稜線を歩いてみよう！

8/8 9:07

（まあ、後で大変な目にあうのだが）

8/8 9:09

巻き道？とんでもない。上を行くですよ

8/8 9:28

ほらいい眺め！

8/8 9:29

牛首展望台。

そして。

8/8 9:29

男はまだ、先に道が無いことを、気づいていなかった。
（地図見なさいよ）

8/8 10:00

結局いけるところまでいって、泣きながら激藪を下ることに。
いつもどおりの道迷いも、もはや立派な芸である。

8/8 12:32

全く要らんエネルギーを消費してしまった・・・

8/8 12:48

喜作新道、わりと激しく上下します

8/8 13:01

水俣乗越のあたり。
乗越して、北側へ降りられる気がしません。
北鎌のアプローチ、どこからがいいんだろう？

8/8 13:16

喜作新道終盤。
槍へ近づくも、だんだんえらいことになってきます。

8/8 13:17

山登りが好きです。
嫌いな言葉は、登り返しです。

8/8 14:15

ハシゴ・・・長くねっすか？

8/8 14:53

正面から来る人が、静かにカメラを構えていると思ったら、なるほど足元に客がいた。
ワイルドターキーのボトルに描かれてるやつだ

8/8 15:41

登り返すのが億劫で、ずっと目を逸らしていた。
しかし対決をいつまでも引き延ばすわけにはいかないようだ。

8/8 15:41

正直、この4日間で、槍ヶ岳山荘への最後の登りが、一番投げ出したかった。

8/8 15:41

殺生ヒュッテへ逃げるという手も・・・
いやいや明日登り返すのはもっとイヤだ

8/8 16:05

というわけで、あと30分かけて、槍山荘まで這って行ったのでありました。

8/9 5:28

山荘に着いたら、「テン場は満席です」という無情な看板が。
泣く泣く、高額紙幣で一晩の宿を得た、翌朝の風景。

まあ、人生初の山小屋が槍だったから、そりゃそれでいっかー

8/9 5:28

朝から大盛ゴハンのお代わりを3回。
さてご来光も終わって、通勤ラッシュも過ぎたので、今がチャンスである。

8/9 5:40

ほら空いてるじゃん♪

8/9 5:40

時折ガスに巻かれます

8/9 5:40

置いてあるだけ（！）の三角点にタッチ
動かすと日本地図が変わります

8/9 5:41

8/9 5:41

いやいやいや　いい眺めである

8/9 5:46

8/9 5:46

上にいた親子連れさんにシャッターをお願いする。
さぶいのにごめんねー

8/9 5:48

さて降りるか

8/9 5:56

6時前に戻ってみると、大半の人は山荘を出払っていた。

8/9 6:00

廊下にあふれていた荷物は、もうわずかだけ。
でも、8時まで荷物置いてても、いいんですよ？

8/9 6:22

さて今日の目的地は、穂高岳山荘まで。
今日も頑張ろう

8/9 6:22

すごい立地ですねこりゃ
香港の九龍地区もびっくりだ

8/9 6:23

槍ヶ岳のテン場は、ぎっちり作りこんである感じ
（せまいなんて言えない）

8/9 6:29

少し降りると、飛騨乗越

8/9 6:29

ガスも晴れて、青空である

8/9 6:55

雪渓は残りわずか。
冬までもたないんでない？

8/9 7:12

中岳　3024m

8/9 7:16

先は長い

8/9 7:41

地味に消化するのみ。

8/9 7:50

しかし、今日はうわさに聞く大キレットが待っているとのこと。

8/9 8:02

南岳

8/9 8:09

南岳小屋

8/9 8:14

ここから核心か・・・

8/9 8:23

ワクワクしてきた

8/9 8:23

しかしどこから降りるのか、お初でわからない！

8/9 8:24

この岩の先までいってみたが、まったくお呼びでない雰囲気である。

8/9 8:24

なんだ右から降りればいいのか。

8/9 8:28

石段に沿って降りると

8/9 8:36

急な鎖場や

8/9 8:41

長いハシゴなどが待ってました。

8/9 8:42

時折、ガスが晴れて谷底が見える

8/9 9:20

北米か。

8/9 9:47

奥穂の馬の背に似た雰囲気・・・
ザックがジワリと、重みを増したようだ

8/9 9:52

この方、言葉は通じなかったが、穂高小屋まで前後して歩くことに。

8/9 10:00

身のこなしが速く、あっという間に先に行ってしまう。

8/9 10:06

YAZAWAではない。
まったくオチない。
むしろそのほうがいいのだが。

8/9 10:22

まだまだ剣呑な場所が続く。

8/9 10:34

マーキングを信じたくない気分になるときだってある。

8/9 10:35

まあ行くしかないのだけれど。
おっかない・・

8/9 10:37

8/9 10:50

8/9 10:58

大キレット、長いな！

8/9 11:13

ようやく北穂小屋が見えた！

8/9 11:26

無事にたどり着いた。
小腹がすいたのでカレー\800
うんまい！

8/9 11:29

青空で緊張をほぐす

8/9 11:49

小屋を発ってすぐ、北穂高岳。
2人組の元気なおねいさんにシャッターを押してもらう。

8/9 11:50

御しやすい中年の典型ともいえよう。
おだてりゃ木に登る！

8/9 11:57

それはおいといて　山はあり続ける

8/9 12:20

大キレットで今日の核心は終わりと思ったら、涸沢岳へ向かう途中にも難所があるって？

8/9 12:36

・・・あそこで、よく雪崩にあわないもんだ。

8/9 12:52

あああまた降りるのですね・・・

8/9 12:52

しかし昨日の喜作新道よりも、随分脚が動く。
布団で寝たから元気になったのか。

8/9 13:01

とはいえ怖いものは怖いのだ

8/9 13:30

もう少しだ

8/9 13:35

涸沢岳　3110m到着

8/9 13:51

ピークを越えると、すぐに今日のゴール、穂高岳山荘が見える。

さきほどのサングラスおじさんに山荘で会うと、粋な韓国人だった。笑顔を返す、他人に道を気持ちよく譲る。当たり前だが素晴らしい姿勢だと思う。
なんとここで泊まらず、そのまま前穂から降りるらしい。まじでか。

8/9 14:10

彼とお別れした私は、受付を済ませて、今日のお宿を定める。

8/9 14:40

家が建ったら、やることはまずこれである。

男の汗を、体中の塩を拭き倒す！
しかし、3日目の靴下は、BC兵器と化していた。くっさ！

8/9 15:06

しばらくすると、結構な雨が降ってきた。
間に合ってよかった・・・・・

靴下は、乾かなさそうなので、静かにジップロックに封印した。

8/9 18:41

夕食を小屋で済ませると、雲が晴れていい月夜に

8/9 18:42

最後の光が、背中から降ってくる

8/9 18:44

冬の涸沢カール、テント張ってみたいなあ

8/9 18:44

8/9 18:46

夕日が沈んでしばらく、景色を楽しむ

8/9 18:46

明日も晴れるといいなあ

8/9 18:56

今回のシュラフはモンベルの＃5。夜中にシュラフカバーを足したが、朝まで十分暖かく過ごせた。
小説読んで、飲んで寝て、幸せである。

8/10 5:03

夜明け。
昨夜の天体ショーがすばらしすぎて、二日酔い気味だ。

8/10 5:06

8/10 5:06

8/10 5:06

8/10 5:06

8/10 6:46

この旅を通して、ずっと厄介だったのがアブである。
ずっとまとわりついて、たまに刺す。＞＜

8/10 6:52

06:00出発の予定が、1h遅れ。
まあ、最終日は時間に余裕があるから平気だ。

8/10 6:52

奥穂に向かって、いきなり登る。

8/10 7:26

すると、アレが見えてくる

8/10 7:26

イヤが応にも、目に飛び込んでくる。

8/10 7:30

しかし計画の外にブレてはいけない。
まずは時間通り奥穂へ。

8/10 7:31

8/10 7:32

向かうべき前穂は絶景のなか

8/10 7:32

昨日歩いた槍。随分来たもんだ。
直線距離はどんなもんだろう？

8/10 7:32

西は遙かな雲海を従え、先の道程を促している。

8/10 7:32

ああもうわかったよそんなに行きたいのかい

8/10 8:05

まあ、これだけ天気が良ければ仕方がない。

8/10 8:20

というわけで急遽、ジャンダルムにお邪魔する羽目に。
むしろ空身で一直線に飛んできました

8/10 8:21

無精ひげがニヤニヤしております。
もうわかったてば

8/10 8:22

絶景

8/10 8:22

8/10 8:23

やはり、来てよかった。

8/10 8:23

8/10 8:31

登りは、北壁を直登。
帰りは確認がてら南の通常ルート。

8/10 8:41

やはり天候がいいと歩きやすい

8/10 8:45

8/10 8:55

鞍部で2名すれ違いあり
自分が落石するのが怖いので、ちょっと待機

8/10 9:03

馬の背

8/10 9:03

ホールドは十分。楽しい

8/10 9:23

安全圏まで帰還

8/10 9:23

乗鞍岳

8/10 9:23

8/10 9:28

8/10 9:42

8/10 10:06

最低コル
いやべつに、君が最低とか、そんなこと言ってんじゃないのよわかるでしょ

8/10 11:20

なんてこったー
前穂まできたのに、GPSを喜美子平に忘れてきたあああ

8/10 11:46

まあおりましょう

8/10 12:58

岳沢小屋

8/10 14:29

梓川がみえたあああ

8/10 14:29

そして河童橋ィィィイイ

そこは、一般観光客のサワヤカな皆さんがあふれる地。
そして不自然なデカいザック背負って一心不乱に歩くソロの私！

梓川にドボンして、汗を洗い流す図が許されるはずもなく！
人々の目に映ったのは、フツーにバスのチケットを求めに歩く、小心者の姿だけであったという。
_(:3」∠)_

8/10 14:35

バスで横に座ってくれた人が、山ヤでよかった・・・
そうでなかったら、生物兵器持ち込みの疑いでタイホされていたと思います。いろんな意味で。

撮影機器：

PENTAX Q10 ペンタックス

装備

個人装備

カリマー75L テント #5シュラフ シュラフカバー エアマット エア枕 短パン サポートタイツ スカルパの靴 ウール靴下2枚 長シャツ2枚 半袖1枚 替パンツ＋2枚 ヘルメット ストック ヘッデン 電池 酒 リヴィエラを撃て ストーブ コッヘル ガス アルファ米 はるさめ チーズ 柿の種 絆創膏 テーピング マキロン コンパス 地図 GPS 温度計 スマホ カメラ 軽三脚 ハンカチ2枚 手ぬぐい1枚 ゴミ袋3枚 防水バッグ 歯磨き 洗顔 現金4万円

感想

nomjack

以前からずっと思い描いていた、北アルプスの周回計画を実行した。


その3日目の夕方、テントを叩いていた通り雨が上がった。
穂高岳山荘へ行って美味しい食事を済ませ、また自分のシュラフに潜り込む。

初めての連泊山歩きも、いよいよ最後の夜である。
さすがに荷物が重くて、疲れも溜まってきた。
大キレット、キツイし長いぜ・・・・そんで明日、重太郎新道の下りもあるんやで・・・・
なんて思いながら少し仮眠して、気づけばなんと、頭上に満天の星空だった。

さすがに高度3000m。雲はないのに、天の川で夜空が白い！

たまらずテントから半身を出し、適当な石を枕に寝っ転がって、その場でプラネタリウム鑑賞である。
燦然と煌く一点々々が、太陽よりはるかにでかい恒星だなんて。どんだけ広いんですかこれ。
たまにロケット花火のようなひっかき傷が現れたりで、まばたきもできません。
じっと見ていると、本当に天井に吸い込まれそうになる。
　　ああー酒がうまい！


3泊4日、ずっと天気も良く、体調もバッチリで筋肉痛もなく、まったく出来過ぎの休暇でした。
谷川馬蹄より、輪をかけて達成感もあるし、これは中毒になります。絶対もう一回やろう。（笑）
星空が綺麗に撮れるカメラ、ますます欲しくなった山行でした。

コメント

がんこ屋☺️

あぁ、楽しかった
25分間、疑似トリップでたっぷり楽しませてもらいました。
いい天気でしたね

ところでGPSは？

nomjack

Re: あぁ、楽しかった
ganko師匠、ありがとうございます。

初槍、初50ｋｍ以上、初上高地、初山小屋、初テント連泊など、
新鮮な体験がいろいろできて、個人的にはすごくうれしい山行でした。
（つぎあたり、初ナンパ成功とか、ありませんかねこれ）

やはりいい思い出になったのは、好天のおかげです
西穂の雰囲気もいいですが、上高地起点の周回、いろんなパターンでいけそうで、
また夏休みに来たいもんですー

ありゃGPS?

クロチャン

健脚ですね。
3年前に上高地〜水俣乗越〜ヒュッテ大槍泊〜槍ヶ岳〜大キレット〜北穂高小屋泊〜涸沢〜上高地のルートを歩きました。北穂高への登りはとてもきつかったです。それにしても健脚ですね。16kgの荷物を背負って、このルート走破、素晴らしいです。

nomjack

Re: 健脚ですね。
katkurodaさん、はじめまして、コメントありがとうございます。
同じ日に上高地〜燕岳、歩かれてたんですね！

蝶から常念への登り返し、私には異常にきつかったです。
しかし、ずっと天気も良く、この日は穂高〜槍の景色も最高でしたね
こんなアタリを引くと、また行ってみたくなるからやめられなくなります。

大先輩に負けないよう、私もいろいろ挑戦したいと思います。
これからも、お互い楽しい山歩きができるといいですね

fickle

やっと読み終わった！！
ノムさんたまに出てきたと思ったら大作書き下ろしてくるの困ります！！読み込んじゃうじゃないか！！

今年の8月前半は恵まれてましたよねー。あたしゃほぼ全ロストっていう山行く前から予選敗退。追い風参考記録だと金狙えるんですけどね。

ここ行っちゃったらそりゃ谷川馬蹄はトレーニングにしてはいいコース、に格下げですよね？日本最高の部類ですから。

梓川はドボンすると冷た過ぎて後悔しますけど、ここはぜひ高飛び込みでの初メダルを日本に届けてください！！

nomjack

Re: やっと読み終わった！！
カッパちゃん読み込み（笑）ありがとうー

天気のいい連休だから、同じコース歩いてる人に何人か会って、楽しかったっすよ
谷川岳もそうだろうけど、喜作新道が暑くて参った　_(:3」∠)_

そうそう、水俣乗越から北鎌方面へ降りるルートが見つかりませんでした。
さてどうしたものか・・・

そっかー梓川やっぱ冷たいか〜　気持ちよさそうなんだがｗ
結局４日間着っぱなしのしょっぱい服で、上高地のバスに乗りました。
肩身の狭いことといったら

K-azm

気付くの遅れて遅コメ失礼します。
ノムタンさん。 長旅お疲れ様でした。 そしてあなたも北アルプスですか〜(@_@) そして、槍、大キレット、ジャンダルム… それに天候まで恵まれたご様子で何とも羨ましい限りです。

ここ最近、皆様の技量も当然ですがその遠くまでいくというやる気が羨ましくて(笑) 私は盆休みゆるり尾瀬でテン泊の準備までして、出発の朝に若干の天気不安と睡眠不足を理由に中止にしてしまいました。 詰め込んだリュックの荷を解くのは虚しいものがありました。

まずはゆるゆるコースでちょっとだけ北アルプス頑張ってみようかな？ と少しだけ奮起している今日この頃です(笑) 

nomjack

Re: いやいやありがとうございます！
azmさん、こんばんは。
山仲間の皆さんからお言葉をいただけるのは、やはりうれしいものですねー！

体力も技量もしょぼいのがネックですが、ひとつだけ、ジャンの北壁を直登できたのが、自分の中では大きな喜びでした。これは古賀志や沢を、にゃー隊長やazmさんたちと歩いてきたおかげです。 　またぜひよろしくお願いします。

今回尾瀬は残念でしたね・・・しかしこれから秋にかけて、いい時期ですねー
北アも、スケールがでかくてハマってしまいます。
こりゃー交通費と時間をかけても、またいきたい！

nyororo

初上高地？初槍？・・・で大キレットとジャンですか〜
のむたん、大キレットとジャンに行ったんだ♪と思ってレコ見始めたら、１枚目の写真に「初上高地」とあるではないですか！
のむたんといいおかのんといい、私の周りにはあり得へんことをする人ばかりで、自分の中の常識がグラグラと・・・

長い縦走の写真、一枚一枚楽しく見させていただきました。
牛首展望台から稜線にトライ！スバらしいです。
最後は、天使にユーワクされちゃったんですね
あま〜いユーワクの罠の味、最高だったことでしょう

nomjack

Re: 初上高地？初槍？・・・で大キレットとジャンですか〜
にょろさんじゃないですかこんばんわっー

北ア日程ニアミスでしたね！
そちらの超人戦隊レコ、手に汗握って拝見しました

Oさん初槍を、祠の裏から登頂するなんてまじであり得へんわー！（笑）
しかも皆さんサラリと岩稜歩いてる感じ。もう圧倒的じゃないか・・・・　_(:3」∠)_

私もちょうど北鎌行きたいと画策してまして、めちゃくちゃ参考になります。
（あっコースタイムは見なかったことに）
あの日、水俣乗越で、北鎌出合への降り口を探してましたが、あったのはストンと切れ落ちたザレ場だけ。「これはないやろ。」と見逃し、今になってアレなの！？ってレベルです。

ユーワクの罠・・・
あの天気で間近にジャンが見えたら、そりゃもう行くしかないにゃー！

masaokano

すげー
人の事すげーといっておきながら、こっちの記録のほうがすごい
俺も北鎌尾根でプロトレックなくしましたよ。
高級品を貢がないと許されない場所なんですね。上高地こわいっす。。
水俣乗越は踏み跡ガチぎまりでありましたよ。あんだけ踏まれてれば一般登山道と大差無いです。のむさんはもちろんあそこのきれっきれのところから懸垂でいくんですよね？

P.S
常念と北穂高岳の写真がいい笑顔だと思いました（笑）

nomjack

Re: すげー
おかのんさん、こんばんわ！
書き込みありがとうございます
北鎌にプロトレック、おお・・・痛いですね

ああ、私はGPSは無くしたわけじゃないんです。紀美子平にデポしたザックに、つけっぱだったってだけで（笑）（スレ冒頭のganko師匠の「GPSは？」の意味が今、解りましたｗ）

おかのんさんの北鎌レコを拝見してて、自分もやってみたいと強く思いはじめてきました。
ただ、水俣乗越もポイントでしたが、「コの字型のトラバース」と、全体で「稜線・巻き道の選択」も、自分には要注意だなーと感じます。
技術面の心配と、さらに道迷いに関してはたくさんの方からお墨付きを得てますから・・・・

P.S
写真、女性にシャッター押してもらうと、勝手にいい笑顔が出るんです
って、あたりまえやー