奥多摩では、いまが青山椒のはしりの時期。
今年も、山の山椒の若い実をちょっといただいてきて、ちりめん山椒を作りました。
山は、いま、卯の花が終わりにさしかかり、小アジサイや、タマアジサイの蕾がちらほら見られる時期に入ってきました。
毎年、青山椒をいただいてきた木は、それぞれ急な斜面にあります。
リハビリ中の私は、いつも以上に注意して体をしっかりビレイしながら、実の粒の育ちがいいものを、選んで収穫しました。
まだしばらくは、不意の態勢立て直しが効かず、無理はできません。
帰り際、沢の対岸にも良い山椒の雌の木が一本見つかり、ここは良い足場でしたので、楽に収穫できました。
今年の奥多摩も、少し生長は遅れ気味。
あと1週間ほどしたら、実が十分に育ってくると思います。
家に帰って、実をていねいに下ごしらえ。
実には細い枝(花枝)がついていて、2時間近くかけて丁寧に除きます。
この青山椒は、ざっと塩ゆでして、冷水にさらします。
ちりめんを、酒、醤油、砂糖少しで煮て、青山椒を和えて、鍋に出汁がなくなるまで、煮含めます。
若い実を使ったので、できあがりは、やららかい山椒の芳香。奥歯で実とちりめんを噛みしめると、口の中に山の香りと海の味が広がりました。
それにしても、季節の進むのは早いです。
写真見るだけで口の中がしゅわ〜としてきました。
いつか真似したい趣味です。
yoneyamaさん、甲州にはいつ到着されるか、わかりませんが、あと10日後くらいには、大菩薩や奥秩父でも、標高1000mあたりで、青山椒が旬になると思います。
ことしがタイミングが外れたら、来年でも。
50本の山椒の木のうち、1本に実が付くくらいの、確率。良い雌の木は、辛抱強い探索が必要です。
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