記録ID: 6397707
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
1982年北ア長期縦走(白馬岳〜槍ヶ岳)
1982年08月01日(日) 〜
1982年08月12日(木)
- GPS
- 272:00
- 距離
- 98.0km
- 登り
- 9,798m
- 下り
- 9,528m
コースタイム
2日目
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
12:00
白馬岳頂上宿舎
3日目
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
12:00
0分
白馬岳頂上宿舎
12:00
白馬岳頂上宿舎
8日目
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:00
5:00
420分
針ノ木小屋
12:00
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
---|
写真
感想
大学3年生の夏、クラブの4名で白馬から焼岳まで11泊の計画を立てた。
食料は、米が9合/日×11で99合、約1斗で17kg。夜はカレー、シチュー、すし太郎の繰り返し。朝は毎日お茶漬け。食料が重いから、シャツとパンツの着替えは1組と軽量化した。それでも私の荷は38kg、後輩は40kgを超えた。
初日、未体験の重荷を背に大雪渓を上がり、頂上宿舎にテント泊。2日目は朝から台風による強風でテントがたわむ。四隅を4人で押えていたが突然テントが起き上がりポールが折れた。已む無く頂上宿舎に逃げ込んだ。その夜台風通過で頂上宿舎の壁にも穴が開いたほど。収まってからテント場に出ると、木製の簡易トイレが跡形もなくなっていた。
関係者による登山道確認のあと、4日目昼から縦走がスタートした。
その後はあまり記憶になく、順調に縦走を続け、中日辺りで漸く水場に遭遇し、身体を洗ってパンツを着替えたことは覚えているが、一体どこの水場だったか不明だ。また、今思うと、重荷で不帰キレットをよく越えたものだ。
次第に食料が減り荷が軽くなり順調に進む。白馬で2日半余計に費やしたので、槍ヶ岳までしか行けなかった。槍ヶ岳のテント場では、前年燃やしたエスパースの燃えカスを丁寧に拾った(トホホ)。最終日下る際には全ての食料を消費したから、ザックを小指1本で持てる位軽くなり、槍沢をかけ降りてきた。
一つひとつの山の印象は薄いものの、11泊やりきった感は強く、40年過ぎた今でも旧友と会うと必ず思い出として振り返る大縦走であった。昔の装備は重かったからな。
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